改良されたマツダCX-3の燃費はどのくらい?他メーカー車と比較して紹介
コンパクトSUVは街中やレジャーなどさまざまなシーンで使い勝手がよい車種です。
マツダが製造・販売するCX-3には、小回りが利いて運転がしやすいという特徴があります。
マツダ車のCXシリーズのなかで最もコンパクトなボディのSUVです。
この記事では、CX-3の燃費について解説します。
併せてライバル車との比較も紹介するため、コンパクトSUVをお探しの人は参考にしてみてください。
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INDEX
CX-3の概要
CX-3はマツダが製造・販売する5人乗りコンパクトSUVです。ここではCX-3の特徴についてご紹介します。
上質な外観デザイン
CX-3の外観は、マツダ独自の造形である「魂動デザイン」が取り入れられており、先鋭さが追求されています。
ボディカラーにもこだわりがあり、魂動デザインをさらに引き立てています。
マツダオリジナルの塗装技術である「匠塗(TAKUMINURI)」のカラーもラインアップされており、熟練職人の手塗を再現しています。また、2トーンカラーが3つ展開されており、ルーフ部分がブラック(ブラックキャビン)となっています。
カラー全8色は以下のとおりです。
- ソウルレッドクリスタルメタリック(匠塗:特別塗装色 税込66,000円)
- エアログレーメタリック(新色:特別塗装色 税込33,000円)
- プラチナクォーツメタリック
- ジェットブラックマイカ
- スノーフレイクホワイトパールマイカ
- プラチナクォーツメタリック(ブラックキャビン)
- ソウルレッドクリスタルメタリック(ブラックキャビン:特別塗装色 税込44,000円)
- エアログレーメタリック(ブラックキャビン)
洗練された内装
CX-3の美しく仕上げられた内装も特徴のひとつです。
特別仕様車の「Vivid Monotone」の内装は、ブラックの合成皮革がメインです。
シートの細部に細やかなステッチが施されており、高級感があります。
一方、特別仕様車「Urban Dresser」の内装は、シートがピュアホワイトでドアトリムやインパネの一部がライトブラウンとなっており、Super Edgyとは違った雰囲気があります。
さらに、ベースグレードの15SとXDの内装は、ブラックのクロスのシートで統一されています。
ブラックでまとめられた室内は、ベースグレードとは思えないほど上質に仕上げられています。
全グレード一覧
CX-3はガソリンモデルが4種類、ディーゼルモデルが3種類設定されています。
ガソリンモデル
- 15S Touring
- 15S Urban Dresser(特別仕様車)
- 15S Vivid Monotone(特別仕様車)
それぞれ2WDと4WDがあり、AT車のみの設定となっています。
ディーゼルモデル
- XD Touring
- XD Vivid Monotone(特別仕様車)
それぞれ2WDと4WDがあり、AT車のみの設定となっています。
CX-3の燃費
ここでは、CX-3のカタログ燃費をご紹介します。
ガソリンモデルのカタログ燃費
駆動方式 | カタログ燃費WLTCモード(km/L) |
2WD | 17.0 |
4WD | 15.7 |
ディーゼルモデルのカタログ燃費
駆動方式 | カタログ燃費WLTCモード(km/L) |
2WD | 20.0 |
4WD | 19.0 |
CX-3とヤリスクロス、ヴェゼルとの燃費性能を比較
ここでは、CX-3と排気量やボディサイズが近い車と燃費性能を比較します。
トヨタ ヤリスクロス
ヤリスクロスは、洗練されたフォルムと力強い走りを実現したトヨタを代表するコンパクトSUVです。
比較グレードは以下のとおりです。
- CX-3:ガソリン車/15S/2WD
- ヤリスクロス:ガソリン車/X/2WD
車名 | CX-3 | ヤリスクロス |
WLTCモード(km/L) | 17.0 | 20.2 |
市街地(km/L) | 14.4 | 15.3 |
郊外(km/L) | 17.2 | 21.3 |
高速道路(km/L) | 18.3 | 22.5 |
ホンダ ヴェゼル
ヴェゼルは、美しいスタイルとインテリアデザインのコンパクトSUVです。
e:HEVモデルは、電気・ハイブリッド・ガソリンの3つの走行モードが選べます。
比較グレードは以下のとおりです。
- CX-3:ガソリン車/15S/2WD
- ヴェゼル:ガソリン車/G/2WD
車名 | CX-3 | ヴェゼル |
WLTCモード(km/L) | 17.0 | 17.0 |
市街地(km/L) | 14.4 | 12.8 |
郊外(km/L) | 17.2 | 17.7 |
高速道路(km/L) | 18.3 | 19.2 |
CX-3の走行性能や安全性について
ここでは、CX-3の走行性能と安全性能の特徴についてご紹介します。
2種類のエンジン
ガソリンモデルに搭載されているSKYACTIV-G 1.5エンジンは、走行パフォーマンスと燃費性能に優れており、アクセルの応答性や軽快な加速はさまざまなシチュエーションに対応します。
一方、ディーゼルモデル搭載のSKYACTIV-D 1.8エンジンは、力強さと静粛性を兼ね備え、長距離ドライブに最適です。
1.8Lの排気量は登坂や追い越し時でもストレスフリーな走行が可能です。
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最新の4WDシステム
CX-3には、コーナリング時にステアリング操作に合わせて後輪のトルクを最適な配分にする4WDシステムを搭載し、ターンのしやすさと安定性が両立しています。
また、一般的に4WDはシステム追加による重量増が原因で2WDモデルよりも燃費性能が格段に劣りますが、CX-3の4WDシステムは、高効率エンジンで重量増による燃費性能の劣化を抑えています。
安全性能について
CX-3には、安全な運転を支援する装備が備わっています。グレードによって装備は異なりますが、主な装備は以下の3つです。
車線逸脱警報システム
搭載カメラが車線から逸脱しそうになることを検知し、警報によりドライバーに知らせるシステムです。
360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)
4つ(前後左右)のカメラが車両周辺の確認をし、低速走行時や駐車時にドライバーを支援します。
危険を察知するとセンターディスプレイ表示や警報音で知らせてくれます。
衝突被害軽減ブレーキ(各種)
先行車や前方に歩行者がいる時、後退時などさまざまなシチュエーションでカメラやレーダーが衝突の危険性を検知すると、音や表示で警告したりブレーキを制御し衝突の軽減や回避をサポートします。
まとめ
CX-3の魂動デザインの外観と美しく仕上げられた内装は上質で先鋭的です。
また、ライバル車と比較しても優れた燃費性能を持っているだけでなく、走行性能や安全性能にも優れています。
コンパクトで高性能なSUVをお探しの人は、CX-3を検討してみてはいかがでしょうか。