ディーゼル車一覧!エンジンオイル交換時期やタイミングについて解説
車の動力源は、ゼロエミッションへ向かっていて、単純なガソリンエンジン車は減る一方で、ハイブリッド車や電気自動車が注目を浴びています。
そんな中、クリーンディーゼル車が再び注目を浴びています。
今回は、ディーゼル車のエンジンオイルの交換時期について解説しますのでぜひご参考になさってください。
PHEVやBEVが未だにインフラ的な課題を抱えている今だからこそ「軽油」という選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。
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INDEX
ディーゼル車のエンジンオイル交換時期の目安
ディーゼル車に力を入れているのはMAZDAが真っ先に思い浮かぶと思います。
そのMAZDAの推奨しているディーゼル車のエンジンオイル交換時期は、走行距離が10,000kmまたは1年、車に負荷がかかる走行の場合は5,000kmまたは6ヵ月が目安です。
詳細について、これから解説します。
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シビアコンディション
6ヵ月(5,000km)での交換を推奨しています。
シビアコンディションとは、車に負荷がかかりやすい走行状態のことで、MAZDAの定義では以下のような状態です。
シビアコンディションとは、マツダが指定する「クルマにとって負担が大きい」使われ方を意味しています。下記例のどれか一つでも当てはまる場合は、「シビアコンディション」となります。
<例1.走行距離が多い(年間2万km以上)>
営業車として広範囲にクルマで活動するなど、走行距離が多い。<例2.短距離走行の繰り返し(8km以内/1回)>
ほぼ毎日、主に家から10分程度の所へのお買い物や送り迎え、勤め先への往復に使う。<例3.低速走行やアイドリング状態が多い>
渋滞や、市街地などでの信号による停車が多い。<例4.山道、登降坂路の頻繁な走行>
家の近くや普段の通り道で坂道の登り下りが多く、ブレーキを頻繁に使う。<例5.悪路の頻繁な走行>
引用元:マツダ車の点検/交換時期の目安
凸凹路、砂利道、雪道など、運転していて衝撃を感じたり、クルマの下回りに石や砂があたったり、砂埃などでボディーが汚れるような所をよく走る。
市街地でも山道でもシビアコンディションになるのですね。判定がシビアな気もします。
ノーマルコンディション
12ヵ月(10,000km)での交換を推奨しています。
ディーゼルエンジンは、ススが溜まりやすく、それだけ頻度を上げてオイル交換をしなければならないイメージがありますが、このように見るとディーゼルだからと言って特段頻繁に行なう必要もなさそうです。
ディーゼル車による大気汚染などが問題視された際に、「尿素SCRシステム」というものが開発され、車内もクリーンになりました。
そのため、実は普通車とあまり変わりありません。
関連記事:尿素SCRシステムとは?仕組みやメリット・デメリットを解説!
ディーゼル車のエンジンオイルの特徴
ディーゼル車とガソリン車では使用する燃料もエンジンの構造も異なるので、ディーゼル車はディーゼルエンジン専用のオイルを使用する必要があります。
オイルとしての役割は下記の5つの効果で基本的に同じです。
- 潤滑効果
- 密封効果
- 冷却効果
- 洗浄効果
- 防錆効果
ディーゼルエンジンオイルは、燃料がガゾリンではなく軽油です。
そのため、軽油が燃焼して発生する硫酸を中和する中和剤が多く含まれているのが特徴です。
レギュラーガソリン、ハイオクガソリンではないので、 セルフのガソリンスタンドで給油する際は緑色ノズルの軽油になります。
ディーゼル車のエンジンオイル交換料金はどのくらい?
ディーゼル車のエンジンオイル交換料金は、一般的に約5,000円〜6,000円の費用が目安となります。
オイルのグレードや使用した容量により、目安の金額より高くなることもあります。
交換する際は、事前にお店へ金額を確かめてから依頼するようにしましょう。
早めの交換を心掛けることが大切!
ディーゼルエンジンは燃料が軽油で、燃焼の仕組みがガソリンエンジンとは異なります。
燃焼の仕組みが違うことにより、ガソリンエンジンよりエンジンオイルが汚れやすいのが特徴です。
エンジンオイルに汚れがたまるとエンジンのコンディションが悪くなり、故障につながりやすくなります。
定期的にエンジンオイルの量や汚れの状態をチェックして早めに交換しましょう。
マツダのディーゼル車一覧
マツダはSKY ACTIVEという独自のエンジンを採用しており、ガソリン車の良さとディーゼル車の良さを両立しています。
即に最新の「SKYACTIV-X」はMAZDA3、CX-30で採用されています。
今回は、マツダの中でも、ディーゼルエンジンを採用している車をピックアップします。
CX-5
以下のグレードでディーゼル車を取り扱っています。
- XD Smart Edition
- XD Black Tone Edition
- XD Retro Sports Edition(特別仕様車)
- XD Field Journey
- XD Sports Appearance
- XD Exclusive Mode
CX-8
残念ながら販売終了となってしまいましたが、以下のグレードでディーゼル車を取り扱っています。
- XD
- XD Smart Edition
- XD Black Tone Edition
- XD Grand Journey
- XD Sports Appearance
- XD Exclusive Mode
関連記事:【マツダ】CX-8が12月下旬で生産終了に!生産終了の理由とは?
CX-3
以下のグレードでディーゼル車を取り扱っています。
- XD Touring
- XD Vivid Monotone(特別仕様車)
CX-30
以下のグレードでディーゼル車を取り扱っています。
- XD Proactive
- XD Black Tone Edition
- XD Proactive Touring Selection
- XD Retro Sports Edition(特別仕様車)
関連記事:CX-30のディーゼルやハイブリッドは低燃費?他車との比較もご紹介
CX-60
以下のグレードでディーゼル車を取り扱っています。
- XD
- XD S Package
- XD L Package
- XD Exclusive Mode
関連記事:マツダCX-60XD Exclusive Mode 2WD(AT)を1300km試乗
MAZDA 2
2023年に大幅なカラー展開を打ち出したMAZDA2ですが、以下のグレードでディーゼルエンジンを採用しています。
- XD
- XD BD
- XD SPORT+
関連記事:【198Style】MAZDA2(マツダ2)はなぜ豊富なカラーバリエーションを展開したのか
MAZDA 3
ファストバックとセダンの2モデル展開をしているMAZDA3では以下のグレードでディーゼルエンジンを搭載しています。
- FASTBACK XD Proactive
- FASTBACK XD Black Tone Edition
- FASTBACK XD Proactive Touring Selection
- FASTBACK XD Retro Sports Edition(特別仕様車)
- SEDAN XD Proactive
- SEDAN XD Black Tone Edition
- SEDAN XD Proactive Touring Selection
- SEDAN XD Retro Sports Edition(特別仕様車)
MAZDA 6
こちらはステーションワゴンとセダンの2モデル展開です。
以下のグレードでディーゼルエンジンを採用しています。
- WAGON XD
- WAGON XD Sports Appearance
- WAGON XD L Package
- WAGON XD 20th Anniversary Edition(特別仕様車)
- SEDAN XD
- SEDAN XD Sports Appearance
- SEDAN XD L Package
- SEDAN XD 20th Anniversary Edition(特別仕様車)
トヨタのディーゼル車一覧
トヨタでも一部車両でディーゼルエンジン搭載車が存在します。
ハイラックス
国内唯一のピックアップトラックですが、やはり求められているものは走破性能なのでディーゼルエンジンを全グレードで搭載しています。
関連記事:ハイラックスのサイズは?外観や車内の特徴についても解説
ランドクルーザー300/70/プラド
先日のモデルチェンジで250系、70系、300系の3つのグレードが発表されましたが、現行モデルの300系、70系に意志を引き継ぐランドクルーザープラドにもディーゼルエンジン搭載車が存在します。
関連記事:トヨタ 新型ランドクルーザー“250”と“70”を発表|現行モデル“300”との違いとは?
三菱 デリカD:5
三菱のミニバン兼SUVのデリカD:5もディーゼルモデルのみの展開となっております。
関連記事:デリカD:5の燃費は?実燃費や他車との比較!ジャスパーも!
三菱 トライトン
三菱のトライトンもディーゼル車のみ展開されています。搭載されているエンジンは2.4L 直列4気筒DOHC MIVECクリーンディーゼルエンジンで、最高出力181PS/3,500rpm、最大トルク430Nm/2,500rpmを発揮します。