子ども1人だけどミニバンはいらない?ミニバン購入で後悔しないためのポイントを紹介

ミニバンは大人数で乗車でき、人だけでなく荷物も多く載せられる点で利便性に優れており、特にファミリー世代から人気のある車種です。

その一方で、子どもの人数が1人や2人の場合には、そんなに大きな車が必要なのかと疑問に感じる方もいるかと思います。

しかし、ミニバンはその大きさもさることながら、様々なメリットを持っています。

この記事では、子育て世帯にミニバンが本当に必要なのか、ミニバンを購入する際に気を付けたいポイント、おすすめの車などを紹介していきます。

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出光のカーリース・ポチモへ
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ミニバンとはどんな種類の車なのか?

ミニバンとは、人と荷物を運ぶ用途で作られ、居住スペースと荷室が一体化しているワゴンタイプで3列目のシートがある車種のことを指します。

名前にはミニとありますが、普通乗用車の中では比較的車体のサイズが大きく、さらにサイズごとにS・M・Lの3つのボディサイズに分類されています。

ミニバンの乗車定員は一般的に6〜8人となっており、車高が高く広い車内空間が特徴です。

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子どもが1人でもミニバンは必要?

悩む女性

ミニバンはその大きな車内空間により、大人数で乗車できたり、荷物をたくさん乗せられたりといったメリットがあります。

しかし、子どもの人数が少ない場合には、そんなに大きな車が必要なのかと疑問に感じる方もいるかと思います。

ここでは、ミニバンの魅力についてご紹介します。

子どもの安全

子どもを車に乗せる際には、安全性が最も重要になります。

ミニバンは車体が大きいため、事故の際に高い安全性を発揮します。

子どもの安全を最優先に考える場合、ミニバンは有力な選択肢と言えます。

将来のライフスタイル

子供が1人であっても、将来的に兄弟が増える可能性や友人との外出などを考えると、ミニバンは将来のライフスタイルを見据えた選択肢として優秀です。

長い間使える車を選ぶ観点からも、ミニバンは検討に値します。

車内の快適性

ミニバンは車内空間が広いため、快適に過ごせる環境を作ることができます。

長距離ドライブや家族旅行など、快適な車内空間は重要なポイントです。

ミニバンを購入後に後悔するパターンとは?

体重計に乗る女性

ここでは、ミニバンを購入した後に後悔してしまう主なパターンを3つほど紹介していきます。

サイズ感が合わなかった(大きすぎる)

ミニバンの特徴である車体の大きさに魅力を感じて購入することは普通のケースではありますが、購入後に大きすぎる車体を持て余してしまうことがあるようです。

たとえば、大人数を乗せることが多くない場合、3列目のシートも物置状態になってしまいます。

また、運転が苦手な人にとっては車体の大きさがストレスとなり、狭い道や特に駐車の際などに気を遣うことに疲れてしまいます。

購入前に気付くのは難しいかもしれませんが、普段どのような用途でどんな道を使用するかという点までしっかりと考えることが大切です。

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走行性能が物足りない

ミニバンは車体の大きさからもわかる通り、走行性よりも車内空間の快適さを重視している傾向があるため、走行性や快適な走りを追求する人には物足りなく感じます。

車体が大きく車両の重量も重いため、安定した走りや高い視点からの運転を楽しむことを前提として考えておきましょう。

関連記事:ミニバンはどうやって選べばいいの?選び方のポイントを解説!

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維持費が高い

近年ではミニバンにもハイブリッド車が登場しているため、燃費に関しては改善されつつあります。

ただ、やはりコンパクトカーやセダンタイプと比べると見劣りする点は事実です。

また、車両の重量や排気量が大きいことから税金面や車検の際の費用は高額になってしまう点は避けられず、維持費の面では他の車種に比べて負担が大きくなります。

関連記事:ミニバンの燃費はよい?悪い?燃費のよい車種3選!

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購入する際に気を付けたいポイント

ここではミニバンの購入を検討するにあたって、気を付けておきたいポイントについて紹介していきます。

利用目的を明確にし、それに合った大きさを選ぶ

まずはミニバンをどのような目的で使うのか、そのためにはどのくらいの大きさが必要なのかを明確にしましょう。

たとえば、アウトドアやレジャーなどによく出かける人は、車に積み込む道具の数や量、大きさ、乗車人数を確認します。
実際にミニバンを使用するときのシミュレーションをすることで、適切なミニバンのサイズが分かります。

運転が苦手な人であれば運転しやすいSサイズが適しており、広い車内空間や高い目線からの運転しやすさ・快適さを求めるのであればMサイズやLサイズをおすすめします。

関連記事:ミニバンの価格はどのくらい?ボディ別の特徴、人気の車を解説!

お子さまや家族のために日常的に使いたいなら、安全性能を重視しよう

学校や習い事の送迎などで日常的にお子さまを送迎する、あるいはお年寄りなどを乗せる機会が多いのであれば、安全性能や使いやすさを重視してミニバンを選ぶことをおすすめします。

チェックしたいポイントとして、自動ブレーキなどの安全機能がついているか、スライドドアが搭載されているかなどが挙げられます。

関連記事:シエンタとフリードを子育て目線で比較!どちらが子育てに向いている?

旅行や外出が多い人は、燃費のよいモデルがおすすめ

ミニバンは特にボディが大きいため、車内に積みこむ荷物の量が増えると燃費は悪くなります。

ハイブリッドモデルであれば1Lあたり20.0km以上走れる車もあるため、旅行や遠出が多い人、長距離移動が多い人にはハイブリッドモデルのミニバンがおすすめです。

関連記事:ミニバンの燃費はよい?悪い?燃費のよい車種3選!

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ミニバンの人気車3台を紹介

ここでは人気のミニバン3台の特徴やスペックを紹介していきます。

トヨタ アルファード

アルファード画像

アルファードは、トヨタが製造・販売するLサイズの高級ミニバンであり、ガソリン車とハイブリッド車の2種類が用意されています。

外装は大きな車体に威圧感のあるグリルとなっており、内装には革シートや木目調のデザインを採用することで、内外装共に高級感のあるデザインとなっています。

メーカートヨタ
車名アルファード
ボディタイプミニバン
全長×全幅×全高(mm)4,945×1,850×1,950
車両重量(kg)2,090
総排気量(cc)2,493
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク(L)65
駆動方式E-Four
トランスミッション電気式無段変速機
※参考元:アルファード|諸元表
※紹介グレード:X(8人乗り ハイブリッド)

関連記事:アルファードの燃費はどのくらい?カタログ燃費や実燃費を比較検証

ホンダ フリード

フリードは、ホンダが製造・販売するSサイズのコンパクトミニバンです。

コンパクトで扱いやすい車体とホンダの安全運転支援システム「HONDA SENSING」を搭載することで、安全性と快適性に優れています。

コンパクトな車体でありながら、シンプルでスポーティーなデザインとなっています。

メーカーホンダ
車名フリード
ボディタイプミニバン
全長×全幅×全高(mm)4,265×1,695×1,735
車両重量(kg)1,500
総排気量(cc)1,496
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク(L)53
駆動方式4WD
トランスミッション7速AT
※参考元:フリード|諸元表
※紹介グレード:HYBRID G 4WD

関連記事:シエンタとフリードを選ぶ決め手は?シエンタとフリードの特徴を解説!

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日産 セレナ

セレナは日産が製造・販売するミドルサイズのミニバンです。

2018年と2019年の2年連続でミニバン販売台数ランキング1位を獲得した根強い人気車です。

セレナには、日産の先進技術「e-POWER」(ガソリンエンジンで発電し、モーターでタイヤを動かすシステム)を搭載したモデルも販売されており、燃費性能も向上しています。

メーカー日産
車名セレナ
ボディタイプミニバン
全長×全幅×全高(mm)4,685×1,695×1,865
車両重量(kg)1,760
総排気量(cc)1,997
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク(L)55
駆動方式2WD
トランスミッションエクストロニックCVT(無段変速機)
※参考元:セレナ|諸元表
※紹介グレード:e-POWER XV

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まとめ

この記事では、ミニバンの購入後に後悔してしまうパターンや購入の際に気を付けておきたいポイント、おすすめのミニバンを紹介してきました。

ミニバンは利便性に優れており、大人数で乗車することの多いファミリー層から人気のある車種ではありますが、購入前に用途をきちんと見定められずに購入後になって後悔してしまう人もいます。

ミニバンを購入してから後悔しないためには、何よりもどのように使うかという用途を事前に明確にしておくことが大切です。

その上で、サイズ・機能・維持費を検討するように心掛けましょう。

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