セカンドカーにおすすめの軽自動車を紹介!賢い選び方やメリット・デメリットも解説
車を持っていれば、遠出や旅行の際に自由に移動できるため便利です。また、買い物やアウトドアなどで重い荷物を運ぶ際にも役に立ちます。
すでに車を持っていても、さらに利便性を高めるためにセカンドカーの購入を検討している人も多いでしょう。
この記事では、セカンドカーのメリット・デメリットや賢い選び方を紹介します。
併せて、セカンドカーにおすすめの車を紹介するため、2台目の購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
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INDEX
セカンドカーを持つメリットとは?
セカンドカーを持つ具体的なメリットとして、以下の3つが挙げられます。
用途によって使い分けできる
車は通勤・通学・送迎・ドライブなど、さまざまな用途で使用します。
車を2台持っていれば、1台は通勤用で1台はレジャー用などと、使い分けが可能です。
通勤や買い物などで日常的に使う車は、コンパクトカー・軽自動車など、燃費がよく小回りが利く車が適しています。
しかし、休日はドライブやアウトドアなどでリフレッシュしたい人にとっては、小さな車では少し物足りなさを感じるかもしれません。
セカンドカーとしてスポーツカーやSUVを購入すれば、レジャーも思い切り楽しむことができます。
乗り心地のよいラグジュアリーな車であれば、長時間の遠出でも快適に過ごせるでしょう。
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家族で使用する際の利便性が上がる
家族で1台の車を共有している人は、通勤や用事で車を使いたい時間が被ってしまい、誰かが使えなくなったという経験も多いのではないでしょうか。
特に夫婦が共働きの場合には、1人が通勤で車を使用する間、もう1人は公共交通機関や自転車などを使って通勤しなくてはいけないなど、不便に感じる場面が出てくる可能性があります。
2台目の車を所有していれば、家族が別々の場所に行く必要がある場合に、車を利用しやすくなります。
例えば、子供を送迎するために1台、出勤するためにもう1台というように、家族のスケジュールに合わせて車を使い分けることが可能です。
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故障や事故時の代替車として利用できる
車は故障の予兆がなくとも、急に動かなくなることがあります。
また、突然の事故に遭い、車が損傷することも考えられるでしょう。
車が1台しかない場合、車を修理に出す間は使えなくなりますが、セカンドカーを所持していれば代用として使用できます。
車の修理工場から代車を借りられますが、レンタルにはある程度の費用がかかり、代車では乗り慣れない可能性もあるため、セカンドカーがある方が安心です。
また、2台持ちしていることで1台にかかるダメージが少なくなるというメリットもあります。
それぞれの車を交互に使うことで劣化が抑えられ、長く使い続けられるでしょう。
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セカンドカーを持つデメリットとは?
セカンドカーを持つ際には、以下の3つのポイントを考慮することも大切です。
それぞれ詳しく説明します。
維持費がかかる
車は所持しているだけで、自動車税や自賠責保険料、車検費用などがかかります。
車を2台所持するとなれば単純計算で、維持費は2倍になるでしょう。
持っている車の種類や入る保険の種類によって変わりますが、車1台の維持費は年間で30万円から40万円ほどです。
ここには、自動車税種別割・自動車重量税・自賠責保険料・燃料費・駐車場代・メンテナンス費用(車検基本料、法定検査費用、タイヤ代)、任意保険料が含まれています。
ほかにも、車検は2年ごとに受ける必要があります。車の維持にかかる費用は、法律上必ず支払わなくてはいけない料金であり、安全にドライブするためにも必要です。
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駐車場の確保が難しい
セカンドカーを購入するときのデメリットの一つは、駐車場の確保が難しくなる点です。
戸建て住宅に住んでいる場合は、2台目の車が置けるスペースがあるか、マンションやアパートに住んでいる場合には、駐車場をもう1つ借りられるか考える必要があります。
住んでいる場所によっては車を停められる場所を見つけるのに苦労することもあるかもしれません。都心部は特に土地が狭く、駐車スペースも限られているためです。
自宅から離れたところにしか車が置けず、利便性が悪くなるという事態にならないためには、車の置き場所を事前に確保してからセカンドカーを購入することが大切です。
管理の手間がかかる
車を2台持っていると、それぞれの車の管理が面倒と感じる人もいます。車をよい状態で長く使用するためには、定期的なメンテナンスが必要です。
メインの車は毎日乗るものの、セカンドカーは用事があるときにしか乗らないという場合、セカンドカーを久しぶりに使用した際に、大きな不具合が生じる可能性もあります。
車は1〜2週間に1度はエンジンをかけて、30分ほど走らせることが理想的です。
月1回程度しか使用しない車は、乗ってすぐバッテリー切れを起こすことや、タイヤの空気圧が低下していることがあります。
車の故障は事故につながるため、注意が必要です。
それぞれの車の定期点検を怠らないように、徹底した管理を心掛けましょう。
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セカンドカーの賢い選び方
セカンドカーは、用途と維持費から選ぶことがポイントです。
以下で詳しく説明します。
用途に合わせる
「通勤用に利用したい」「買い物メインで使用したい」「キャンプ・スキーなどのアウトドアに行く際に使いたい」など車の用途はさまざまです。
まずは2台目の車を主に何に使うのかを考え、通勤用には軽自動車、アウトドアにはSUVといったように、使用用途に合わせた車を選択しましょう。
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維持費を確認する
欲しい車の種類が決まれば、どのくらい維持費がかかるのかを確認しましょう。
前述の通り、車を所有していると自動車税種別割・自動車重量税・自賠責保険料・燃料費・駐車場代・メンテナンス費用(車検基本料、法定検査費用、タイヤ代)、任意保険料などの維持費がかかります。
ここでは自動車税種別割についてご紹介します。
自動車税種別割は、軽自動車と普通自動車で税額が異なります。軽自動車は定額で、普通自動車の税額は車の排気量ごとに定められています。
なお初回登録から13年経過すると、軽自動車も普通自動車も税額が高くなります。増加額は、軽乗用車は12,900円、普通乗用車は税額の15%です。
以下は、軽自動車と普通自動車(総排気量ごと)にかかる自動車税種別割です。初年度登録の時期によって税額が異なります。
関連記事:軽自動車の維持費は普通車よりも安い?内訳を比較して解説!
軽自動車の自動車税種別割
2015年4月1日以降 | 2015年3月31日以前 |
10,800円 | 7,200円 |
普通自動車の自動車税種別割
車両区分・排気量 | 税額 | |
2019年10月1日以降 | 2019年9月30日以前 | |
総排気量1L以下 | 25,000円 | 29,500円 |
総排気量1.0L超1.5L以下 | 30,500円 | 34,500円 |
総排気量1.5L超2.0L以下 | 36,000円 | 39,500円 |
総排気量2.0L超2.5L以下 | 43,500円 | 45,000円 |
総排気量2.5L超3.0L以下 | 50,000円 | 51,000円 |
総排気量3.0L超3.5L以下 | 57,000円 | 58,000円 |
総排気量3.5L超4.0L以下 | 65,500円 | 66,500円 |
総排気量4.0L超4.5L以下 | 75,500円 | 76,500円 |
総排気量4.5L超6.0L以下 | 87,000円 | 88,000円 |
軽自動車は、自動車税種別割や保険料などが普通自動車より安価に設定されているため、維持費の総額も安価な傾向にあります。
車の維持費として支払う総額は車種によって異なるため、購入を考えている車の維持費を比較・検討しましょう。
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セカンドカーにおすすめの軽自動車
初めてセカンドカーを所有する場合は、比較的維持費がかからない軽自動車を選ぶことをおすすめします。以下で、セカンドカーにおすすめの軽自動車を3つ紹介します。
ホンダ N-BOX
ホンダが製造・販売するN-BOXは、軽自動車ながらも、広々とした車内空間が特徴の車です。
室内長は224cmで、後部座席に座ってもゆとりのあるスペースが確保できます。
後部座席の背もたれをたたむと、自転車も積めるほど広い収納になっており、大きな荷物を運ぶ際にも役に立ちます。
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スズキ スペーシア
スズキが製造・販売するスペーシアは、小さなお子さまがいるファミリー層におすすめの車です。
ワンアクションパワースライドドアを装備しており、片手がふさがっていても簡単に扉を開閉できます。
また、万一の事故を未然に防ぐセーフティサポートも搭載しています。毎日大切な家族を送迎する人にとって安心できる車だといえるでしょう。
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スズキ ワゴンR
スズキが製造・販売するワゴンRは、軽ワゴンの中でも高い燃費性能を誇ります。
使いやすさにこだわった設計が特徴で、視界の広さを重視したインパネや、ふらつきの予防・全方位モニターカメラなど充実した安全機能が装備されています。
室内長は245cmと広く、軽自動車ながらも収納力は十分です。
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スズキ アルト
スズキのアルトは、とにかくコスパがいい車として有名です。
カタログ燃費は27.7km/L、新車価格は107万円〜と購入費、維持費ともに抑えることができます。
しっかりとした4人乗りでありながらも、車体はコンパクトで小回りも効き、最強のセカンドカーと言えるかもしれません。
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ダイハツ コペン
ダイハツコペンは見た目の通り、軽自動車にしては珍しいツーシーターのオープンカーです。
2台目として実用的かと言われると上の4車種に比べると劣るところがありますが、1台目で実用的な活用ができていて、趣味でオープンカーやスポーツカーに乗りたい方に非常におすすめです。
唯一無二なその存在は、休日のドライブを楽しみにする日々を送れることでしょう。
まとめ
この記事では、セカンドカーのメリット・デメリットと選び方を紹介しました。家族で使用する場合や趣味で使用する場合、子どもの送迎に使用する場合など、用途に合わせてセカンドカーを選択することが大切です。
また、車は所有するだけでコストがかかります。セカンドカーにかかるコストをできる限り削減したい人は、維持費が安い軽自動車を選ぶとよいでしょう。
セカンドカーを購入する際には、用途だけでなく車の維持費も考慮して、最適な車を選びましょう。