コンパクトカーの燃費ランキングTOP5!メリットやおすすめポイントを紹介


一般的にコンパクトカーは燃費がよいといわれていますが、実際にどの程度燃費がよいのかコンパクトカーの購入を考えている方は気になるところでしょう。

この記事ではコンパクトカーの燃費についてやメリット、おすすめのコンパクトカーを紹介します。

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コンパクトカーは本当に燃費がよいの?

コンパクトカーと聞くと「小回りが利き、燃費がよい」というイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。

では「燃費がよい」とはどういう車のことをいうのでしょうか。

そもそも、車の燃費とは?

車の「燃費」とは、「ガソリンもしくは軽油1Lあたり何kmを走ることができるかを示す数値のこと」をいいます。

街中の走行は発進と停止を繰り返す回数が多いため燃費が悪くなりやすく、高速道路などのほとんど一定の速度で走行し続けるときには燃費がよくなりやすいとされています。

車の燃費には、「カタログ燃費」と「実燃費」があります。

「カタログ燃費」とは、国土交通省が定めた厳格な試験内容で走行して求められるもので、自動車メーカーのカタログに表示される燃費のことです。

近年では燃費の測定方法として「WLTCモード」という方法が採用されています。
これは実際の走行に近い燃費を表示する国際的な測定方法で、平成29年の夏以降、従来の方法から順次切り替えが行われてきました。

一方、「実燃費」とは、ユーザーが実際に公道を走行した場合の燃費のことです。
エアコンやライトの使用、道路状況などに左右されるため、カタログ燃費より低くなります。

かつては、実燃費はカタログ燃費よりも平均2〜3割低い傾向にありましたが、現在は、車の性能向上と測定方法の改善により、カタログ燃費と実走行燃費の差は少なくなっています。

複数の車の燃費を比べる際は、同一の測定方法によって算出された値を確認するのがおすすめです。

関連記事:WLTCモードとはどのような基準?実燃費との差異について解説

どんな車が燃費のよい車なの?

燃費のよさには車体の重量やエンジンの排気量が関係しており、ボディが軽くエンジンが小さいほど低燃費の傾向にあります。

一方でボディが重い車は、大きなエンジンが必要となり、ガソリンの消費量も多くなるため、その分燃費が悪くなりやすいです。

関連記事:排気量とは?排気量の大きさによって変わる車検費用や自動車税についても解説

燃費のよい車なら、コンパクトカーがおすすめ

コンパクトカーに厳密な定義はありませんが、おおむね小型自動車(軽自動車より大きく、普通自動車より小さい)と考えて問題ないでしょう。

コンパクトカーはボディが重すぎず、エンジンも必要以上に大きくありません。使い勝手と燃費のよさ、両方を兼ね備えていることがコンパクトカーの特徴といえます。

また、コンパクトカーは5人乗りのタイプが多く、ファミリーカーとしても使いやすい車です。

エンジンは1,200ccから1,500ccのものが多く、大型の普通車と比較して自動車税・自動車重量税などの税金も少なく済むのもメリットのひとつでしょう。

関連記事:ハイブリッドコンパクトカーは燃費がよい!選び方のポイントを紹介します

燃費のよいコンパクトカーに期待できるメリット

ここではコンパクトカーを利用することで得られるメリットについて解説します。
燃費以外の点についても紹介しますので参考にしてみてください。

普通自動車と比較して家計に優しい

「燃費のよい車を利用する」ということは給油回数が少なく済む上に、一般的な大きさの普通自動車より支払う税金も少なくなるといえるでしょう。

給油回数が多い車と少ない車とでは、年間や数年単位で計算すると費用に大きな差が生まれます。

そのため、燃費のよいコンパクトカーには、維持費を抑えられることが期待できるのです。

関連記事:車の維持費を抑えるコツとは?「維持費って馬鹿らしい!」と感じる方へ

運転がしやすい

コンパクトカーは普通車と比べてボディが小さいために、運転に自信がない人や普段あまり運転しない人でも車両感覚を掴みやすく、小回りも利くため扱いやすいというメリットがあります。

運転しやすい車を選択することで、事故やトラブル等のリスクも軽減されるでしょう。

種類が豊富で選択肢が多い

コンパクトカーはファミリー層向けやアウトドア・スポーツが趣味の人向けなど、各自動車メーカーからさまざまなタイプの車が販売されています。

そのため、デザインや機能なども豊富で、選択肢が多いところもコンパクトカーのメリットの一つです。

エンジンの排気量や車のサイズをはじめ、車を使用する目的や家族の人数、積載可能な荷物の量などから、自分に合ったコンパクトカーを選択できます。

関連記事:コンパクトカーの特徴は?選び方や人気車種を解説!

コンパクトカーの選び方と、おすすめの車をご紹介

ここではコンパクトカーを選ぶ際のポイントとおすすめ車を紹介します。

燃費以外にはどこを確認すればよいのか?

燃費に関しては、カタログに記載されているスペックを参照すれば簡単に比較ができます。
しかし車選びの際は燃費以外にも確認したいポイントがあります。

たとえばコンパクトカーの使用目的がお子さまの送迎がメインであれば、車内空間に注目して車選びを行うとよいでしょう。あるいは、乗り降りのしやすいスライドドアを搭載したモデルなどもよいでしょう。

また、レジャーやアウトドアに出かけることが多い場合は後ろの扉が跳ね上げ式になっているハッチバックタイプなども適しています。

このように、自分が車を利用する目的、ライフスタイルを考慮することが車選びのポイントです。

関連記事:ハッチバックとはどんな車?特徴やおすすめの車種、メリット・デメリットを紹介!

おすすめのコンパクトカー5選

ここでは、おすすめのコンパクトカーを5種類紹介します。

トヨタ ヤリス(36.0km/L)

もともとは「ヴィッツ」という名前のコンパクトカーでしたが、2020年から車名を世界共通の名称である「ヤリス」へ変更されました。

ヤリスには「小さく、軽く、扱いやすく」をコンセプトとした新しいプラットフォームTNGAコンパクトパッケージが採用されています。

また、エンジンには小型化・軽量化を追求した「1.5Lダイナミックフォースエンジン」が用いられています。

トヨタヤリスバナー
車名ヤリス:ハイブリッド車/X/2WD
サイズ(全長×全幅×全高 )3,950mm × 1,695mm × 1,495mm
燃費(WLTCモード)36.0km/L

トヨタ アクア(35.8km/L)

アクアは、低燃費性能、走行性能、内装・装備など、あらゆる面でバランスの取れたコンパクトハイブリッドカーです。

安全性能も充実しており、トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車標準装備しています。

衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報など、先進の安全機能が搭載されているため、安心して運転することができます。

トヨタアクアバナー
車名アクア:B/2WD
サイズ(全長×全幅×全高 )4,050mm×1,695mm×1,485mm
燃費(WLTCモード)35.8km/L

ホンダ フィット(30.2km/L)

フィットの魅力は、なんといってもその「心地よさ」です。視界の良さ、広々とした室内空間、運転のしやすさなど、あらゆる面で心地よい設計が施されています。

また、フィットの走行性能も魅力的です。

ハイブリッドモデルは、e:HEVというモーターとエンジンの組み合わせにより、力強い走りと優れた燃費性能を両立しています。

ポチモのフィットのバナー
車名フィット:e:HEV BASIC/FF
サイズ(全長×全幅×全高 )3,995mm×1,695mm×1,515mm
燃費(WLTCモード)30.2km/L

日産 ノート(28.4km/L)

日産 ノートは、WLTCモード測定で1Lあたり約30㎞の燃費を計測しており、燃費のよさが特徴的です。
燃費のよさから街乗り用のコンパクトカーを探している人にもおすすめです。

搭載されているハイブリッドシステム「e-POWER」は、ガソリンを用いてエンジンで発電し、大出力モーターのみで駆動する仕組みとなっています。静粛性が高く乗り心地も抜群でしょう。

ポチモのノートのバナー
車名ノート:X/2WD
サイズ(全長×全幅×全高 )4,045mm × 1,695mm × 1,520mm
燃費(WLTCモード)28.4km/L

スズキ スイフト(25.4km/L)

スイフトは、走り、燃費性能、安全性能、そして質感の高い内装など、あらゆる面で魅力的なコンパクトカーです。

フロントマスクは、水平基調のデザインが特徴で、スポーティな印象を、ボディラインはシャープでエッジの効いたデザインとなっており、スタイリッシュな印象を与えます。

スズキの予防安全パッケージ「スズキ セーフティ サポート」を全車標準装備しており、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報など、先進の安全機能が搭載されています。

スイフト バナー
車名スイフト:HYBRID MX/2WD
サイズ(全長×全幅×全高 )3,860mm×1,695mm×1,500mm
燃費(WLTCモード)25.4km/L

コンパクトカーと軽自動車の違い

車の購入を検討している人の中にはコンパクトカーと軽自動車を比較する方も少なくないのではないでしょうか。
どちらもボディサイズが小さいことが特徴ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

関連記事:軽自動車とコンパクトカーの違いとは?それぞれの特徴や魅力を解説

燃費

ここではハイブリッドモデル同士で比較します。
コンパクトカーとして「トヨタ ヤリス」、軽自動車として「スズキ アルト」を例に挙げています。

コンパクトカー軽自動車
燃費36.0km/L:トヨタ ヤリス
(HYBRID X、2WDのWLTCモード測定)
27.7km/L:スズキ アルト
(HYBRID X、2WDのWLTCモード測定)
維持費
(自動車税)
10,800円25,000円~(サイズによる)

今回のはあくまでも一例ですが、コンパクトカーであっても軽自動車よりもよい燃費で走れるモデルは存在するようです。

関連記事:【2024年】燃費の良い軽自動車ランキングTOP10を紹介!

維持費

車の維持費では軽自動車とコンパクトカーの間でどのくらいの差があるのでしょうか。ここでは自動車税を例に挙げています。

軽自動車は大きさに関わらず一律で10,800円であることに対し、コンパクトカーは25,000円〜36,000円が相場です。比べてみると10,000円以上の差があることが分かります。

また、乗車人数の制限が少数であることや重量が軽いため、保険料も軽自動車の方が安くなる傾向にあります。

関連記事:自動車重量税はいくらかかる?計算方法や13年経過後についても解説!

性能面

どのグレードを選ぶかによっても変動しますが、エンジンなどの馬力を比較するとコンパクトカーは軽自動車よりも優れています。

安全面に関しては、コンパクトカーの方が重量があるため事故の際の被害は小さく済むでしょう。

まとめ

この記事ではコンパクトカーの燃費について紹介しました。
近年のコンパクトカーはハイブリッドモデルも多く、燃費性能がよいモデルが多くあります。

また、車体が小さいことから軽自動車とコンパクトカーは比較されがちですが、コンパクトカーは積載量が多いため、軽自動車では持ち運びが大変な荷物やお子さまの送迎などに向いています。

燃費のよい車、使い勝手のよい車を探している人はコンパクトカーの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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