【2024年】トヨタのセダン一覧！人気車種をおすすめランキングでご紹介！

近年コンパクトカーやSUVの人気が高まっている一方で、セダンの市場は年々縮小していますが、トヨタでは6種類のセダンを取り扱っています（2023年1月現在）。
低価格帯のモデルから高価格帯のものまで、豊富なラインナップを揃えています。

トヨタのセダンといえばクラウンのイメージが強すぎて他の車種をあまり知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事ではトヨタが販売しているセダンの特徴を紹介しますのでぜひ最後まで目を通してみてください。

ご自身に合った車が見つかれば、後悔のない素敵なカーライフを送れるでしょう。

関連記事：【2024年】かっこいいセダンのおすすめランキング人気国産車種12選！

関連記事：セダンを選ぶメリットとデメリットを解説！セダンの特徴やおすすめの人も紹介

セダンの定義・特徴をおさらい

まずは「セダン」の定義についておさらいしましょう。

セダンとは一般的に「3ボックス4ドア」の車を指します。
3ボックスとはエンジンルーム、車室、トランクルームがそれぞれ独立している車のことです。
エンジンルームが独立しているため車内にエンジン音が響きづらく、静粛性能に優れているのが特徴です。

また、基本的に2ドアの「クーペ」や車室とトランクルームが一体化している「ハッチバック」など、セダンに似たボディタイプもあります。

なお、トヨタが販売しているプリウスは車室とトランクルームがつながった構造のためハッチバックだといえるでしょう。

しかしトヨタの公式サイトにおいて、プリウスはセダンで分類されています。

これは「初代プリウスがセダンの形状をしていたこと」や「ハッチバックになった現在もセダンのような使い方ができること」から、トヨタではプリウスを「セダン」と位置づけているのかもしれません。

関連記事：セダンとSUVの違いとは？両方の魅力やメリット・デメリットを解説

関連記事：ハッチバックとセダンの違いは？それぞれの特徴を徹底比較!

関連記事：ハッチバックドアの特徴とは？クーペとの違いやおすすめ車種を紹介

トヨタのセダンはなぜ人気？

ここでは、トヨタのセダンのもつ特徴を3つご紹介します。

予算に合わせて選びやすい

トヨタでは6種類のセダンを取り扱っています。

160万円台と比較的安価な「カローラアクシオ」から、2,000万円台の高級車「センチュリー」まで、価格帯における選択肢の幅が広いことが特徴の一つです。

また、同じ車でもグレードによって価格帯が異なるため、予算に合わせつつ自分好みの車を見つけやすいといえるでしょう。

関連記事：年収別!車購入の予算相場とは？おすすめ車種や年間維持費も解説

関連記事：自分にあった車の選び方とは？年収別の選び方、人気車種などを解説

低燃費の車が多い

トヨタは独自のハイブリッドシステムの開発に成功しており、セダンにおいてもハイブリッドシステム搭載グレードを複数車用意しています。

関連記事：トヨタの人気の高い軽自動車をランキング形式で紹介！

多くが「セーフティー・サポートカー」対象

セーフティー・サポートカー（通称：サポカー）とは、安全運転を支援する機能を持つ車のことです。
先進安全技術を搭載した車が「サポカー」の認定を受け、車の安全性能を証明する一つの指標となっています。
トヨタのセダンはサポカー対象車も複数そろっていることが特徴です。

トヨタの安全技術の例として「プリクラッシュセーフティー」が挙げられます。
これは「単眼カメラ」＋「ミリ波レーダー」の搭載によって周辺の車や人を検知し、ドライバーに危険を知らせることで衝突被害の軽減をサポートする技術です。

関連記事：サポカーやCEVの補助金はもう申請できないの？自動車補助金についても紹介

新車で買えるトヨタのセダンおすすめランキング

ここからは、2023年1月時点で新車で購入可能なトヨタのセダン6車種を紹介していきます。

今回は「日本自動車販売協会連合会（自販連）」の2022年の販売台数ランキングをもとに紹介します。

第1位：カローラ（カローラアクシオ含む）

トヨタで最も販売台数が多かったセダンは「カローラ」シリーズです。

カローラは、安全性能を評価する「JNCAP総合評価」において、2021年度ファイブスター賞を受賞したセダンでもあります。

カローラ・カローラアクシオともに、トヨタの最新予防安全技術である「Toyota Safety Sense（トヨタ・セーフティ・センス）」を搭載しています。事故を未然に防いだり、衝突時の被害を軽減したりといった安全面のサポートが充実しているセダンです。

またカローラとカローラアクシオはともに、ガソリン車とハイブリッド車を取りそろえています。燃費のよさを重視する場合はハイブリッド車がおすすめです。

「カローラ HYBRID G-X 2WD」のカタログ燃費はWLTCモード測定値で29.0km/L と、燃費性能が優れています。

また、今年はスポーツモデルのGRシリーズで、GRカローラが発売されることもあり、注目を浴びそうです。

関連記事：【GRカローラ（COROLLA）】燃費・価格・サイズを解説!

第2位：プリウス

カローラの次に販売台数が多いセダンは「プリウス」です。プリウスを「燃費性能がよい車」として認識している人も多いでしょう。

フルモデルチェンジしたばかりのプリウスは、一時的に販売されていない期間があったのにも関わらず2位につきました。

プリウスPHEVは「プラグインハイブリッド」のシステムを搭載した車です。

先代プリウスPHVは一般家庭の100Vの電源でも充電ができ、電気で走る「EV走行」が可能なのがポイントでした。
満充電時の走行可能距離は60kmとされており、日常的な利用における走行に問題はないでしょう。

今回のプラグインハイブリッドモデルは3月発売とのことですが、EVモードでの走行可能距離には期待が持てそうです。

ハイスペックなトヨタのセダンを求めている人におすすめの車といえるでしょう。

関連記事：新型プリウスの色を一覧で紹介！カラーバリエーションは何色ある？

第3位：カムリ

次いで販売台数が多かったセダンは「カムリ」です。
スポーティな外観が特徴のカムリは「2.5Lハイブリッドシステム」をエンジンに搭載しています。これは高い熱効率・高出力を実現できるエンジンです。

また直感的な操作が可能なインパネデザインも魅力の一つです。安全性能や燃費性能も高く、乗り心地も快適なセダンといえるでしょう。

※2023年中に販売終了予定です。

第4位：MIRAI

MIRAIはFCEV（燃料電池自動車）を採用したセダンです。
FCEVは、水素と酸素の化学反応から電気エネルギーを生み出し、そのエネルギーを燃料電池が使用してモーターを回転させ、走行する仕組みです。

加えて基本構造や搭載機能は高級車のレクサスに近いものを採用しているのも魅力です。
FCEVに興味がある人はもちろん、高級感のあるトヨタのセダンを探している人にもおすすめの車といえます。

関連記事：水素自動車とはどんな車？メリット・デメリットについても解説

第5位：センチュリー（セダンタイプ）

最後に紹介するのはラグジュアリーな見た目が特徴の「センチュリー」です。皇室御用達の車としてニュースなどで見たことがある人も多いでしょう。

センチュリーは、静粛性にこだわり抜いた走行性能と優れた遮音性を併せ持つ車です。

加えてハイブリッド専用のパワフルなエンジンを搭載していることが特徴です。また、後部座席には電動オットマンやマッサージシートを設置できます。

関連記事：トヨタの高級車一覧！価格順のランキングTOP5を紹介

第6位：クラウン セダン

トヨタのセダンといえば、販売から長い歴史がある「クラウン」が挙げられるでしょう。
2022年に販売され始めたクラウンは「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4種類あり、先んじて販売されていたクロスオーバーは名前の通りSUVとして扱われています。

2023年11月2日、クラウンセダンが販売開始され、念願のセダンタイプのクラウンが復活しました。

クラウンはハイブリッドとFCEVの2モデル展開で販売開始されました。

高級車としての静粛性と環境への配慮を両立した理想のモデルと言えます。

関連記事：新型クラウンクロスオーバーの価格はどのくらい？グレード別に紹介

後悔しない！セダンの選び方のコツ

それでは最後にセダンの選び方のコツを解説します。

セダンの選び方のコツは、以下です。

• 「快適な乗り心地を重視」なら、内装・外装のデザインや素材感で選ぶ
• 「サーキット走行」などを楽しみたいなら、走行性能で選ぶ
• 「長距離ドライブ」がお好きなら、高燃費で選ぶ

「快適な乗り心地を重視」なら、内装・外装のデザインや素材感で選ぶ

快適な乗り心地を重視されたい方は、セダンの内装・外装のデザインや素材感に注目してみましょう。

セダンは種類によって、シンプルモダンやメカニカルな雰囲気など、幅広いです。

また乗り心地はシートの素材によって大きく変わります。
セダンを購入するときは試乗して、シートの柔らかさを事前に確認すると良いですね。

「サーキット走行」などを楽しみたいなら、走行性能で選ぶ

趣味でサーキット走行などを楽しみたい方は、スポーツセダンやサスペンション搭載車を選ぶと良いです。

スポーツセダンは、車体全体の重心が低く安定性に優れており、横風の影響を受けにくい特徴があります。
したがって、高速道路やカーブが多い山道、サーキットなどのスポーツ走行も、安定性を保ちながら運転することができるでしょう。

「長距離ドライブ」がお好きなら、高燃費で選ぶ

マイカーでの旅行や旅など、長距離ドライブをしたい方は、高燃費のセダンを選びましょう。

もし以下のような乗り方が多い場合は、パワートレインに高燃費なハイブリッドタイプを選ぶことをおすすめします。

• 高速道路を使っての長距離移動が多い
• 日常使いにおいて街中での停止・発車が多い

さらにバッテリーにおいて、ニッケル水素ではなくリチウムイオンを使ったモデルを選択するとより高燃費になりやすいです。

トヨタのセダンで人気の中古車は？

ここでは、トヨタで人気の中古セダンについて見ていきましょう。「トヨタ認定中古車」の中古セダン人気ランキングは以下の通りです。

• プリウス
• クラウン
• カムリ
• クラウンアスリート
• カローラアクシオ

※トヨタ販売店2022年6月　中古車販売実績／トヨタ自動車（株）調べ。

他にも、クラウンマジェスタやマークXなどの車が人気を集めているようです。

トヨタのセダンは中古車でも選択肢が多いため、自分の好みや予算に合ったセダンを見つけられるでしょう。

関連記事：車種ごとのおすすめ中古車を7台紹介！選び方や中古車を買う際の注意点も解説

まとめ

今回はトヨタのセダンをランキング形式で紹介しました。

トヨタで購入できるセダンは2023年1月現在で6種類あり、価格帯も含め幅広いラインナップの中から選ぶことができます。

安全性能・燃費性能・走行性能の3つを兼ね備えたトヨタのセダンから自分に合った車を探してみてはいかがでしょうか。