コンパクトミニバンのおすすめランキングを紹介!
コンパクトミニバンとは、コンパクトカーのサイズを保ちながらも「5ナンバー」に分類される車を指します。
近年は「3ナンバー」の車種が増加傾向にありますが、コンパクトミニバンにはスライドドアが装備されており、利便性の高さが特徴です。
今回は、コンパクトミニバンの特徴や選ぶ際のポイントについて解説します。
コンパクトミニバンの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
関連記事:【おすすめ】人気のミニバンランキング!ミニバンがおすすめの理由も紹介
関連記事:人気コンパクトカーをおすすめ順にランキング!選び方のポイントも紹介
INDEX
コンパクトミニバンとはどのような車種なのか?
コンパクトミニバンは5ナンバーの普通自動車に分類されますが、特に明確な定義があるわけではありません。
サイズに関して、5ナンバーに分類されるためには全長や全幅、全高が一定の条件を満たしている必要があり、コンパクトミニバンも下記のサイズ内に収まるよう設計されています。
- 全長4,700mm以下
- 全幅1,700mm以下
- 全高2,000mm以下
さらに、コンパクトミニバンと呼ばれる車は、スライドドアも装備しています。
ミニバンと聞くと、一般的に7〜8人乗りの車をイメージする人も多いですが、5ナンバーサイズの要件を満たしスライドドアが装備されていれば、5人乗りでもコンパクトミニバンに分類されます。
関連記事:コンパクトカーとは?特徴やメリット、デメリットを解説!
コンパクトミニバンのおすすめ3台をランキング形式で紹介
1位 ホンダ|フリード
メーカー | ホンダ |
車名 | フリード |
ボディタイプ | コンパクトミニバン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,265×1,695×1,710~1,735 |
車両重量(kg) | 1,350〜1,440 |
総排気量(cc) | 1,496 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 【FF】36 /【4WD】53 |
駆動方式 | FF/4WD |
トランスミッション | 無段変速オートマチック (トルクコンバーター付) |
カラー(全8種) | ・プレミアムクリスタルブルー・メタリック ・シルバーミストグリーン・メタリック ・プラチナホワイト・パール ・スーパープラチナグレー・メタリック ・クリスタルブラック・パール ・プレミアムクリスタルレッド・メタリック ・フィヨルドミスト・パール ・トワイライトミスト・ブラック |
※紹介グレードは「G」
ホンダが販売する「フリード」は、コンパクトミニバンの代表ともいえる車です。
コンパクトなボディサイズであるにも関わらず、広々とした空間が確保されています。
大人が足を組んでもゆとりのあるシート設計で、普段使いはもちろんレジャーやドライブなど長距離走行にも適しています。
ステップが低く設計されており、小さなお子さまでも乗り降りがしやすいです。
また、足をかざすと自動で開閉するスライドドアや、キーを取り出さなくてもドアの施錠や解除が可能なスマートキーシステムにより、子育て中のファミリー層にもおすすめです。
関連記事:ホンダ フリードの燃費は?トヨタの新型シエンタと比較!
2位 トヨタ|シエンタ
メーカー | トヨタ |
車名 | シエンタ |
ボディタイプ | コンパクトミニバン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,260×1,695×1,695 |
車両重量(kg) | 1,280〜1,300 |
総排気量(cc) | 1,490 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 40 |
駆動方式 | 2WD/E-four |
トランスミッション | Direct Shift-CVT (ギヤ機構付自動無段変速機) |
カラー(全9種) | ・ホワイトパールクリスタルシャイン ・ブラック ・ダークグレー ・スカーレットメタリック ・ベージュ ・アーバンカーキ ・グレイッシュブルー ・ダークグレー×スカーレットメタリック ・ダークグレー×グレイッシュブルー |
※紹介グレードは「G」
トヨタのミニバンの中で最も小さな5ナンバーのシエンタは、日常使いにぴったりなサイズ感と運転のしやすさが魅力です。
「小粋でユースフルな7人乗り」をテーマに2003年に登場したシエンタは、3列シートと両側スライドドアを装備し機能性と実用性の高さから高い支持を得ました。
2022年8月にはフルモデルチェンジが行われ、現行モデルは3代目になります。3代目シエンタはより親しみやすいデザインで、幅広い年齢層から人気です。
両手がふさがっていても足先をかざせば開閉できるスライドドアは、挟み込み防止機能が付いており安心して乗り降りできます。
また、小さいお子さまが立って着替えができるほどの室内高(1,300mm)や、前後席の距離を確保し足元にゆとりを持たせたシート設計も魅力です。
送迎や週末のお買い物にも最適で、ファミリーカーにおすすめです。
関連記事:子育て世代にはシエンタが最適?シエンタの魅力や性能について紹介します!
3位 スズキ|ソリオ
メーカー | スズキ |
車名 | ソリオ |
ボディタイプ | コンパクトミニバン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,790×1,645×1,745 |
車両重量(kg) | 960〜1,000 |
総排気量(cc) | 1,242 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 30〜32 |
駆動方式 | 2WD/4WD |
トランスミッション | CVT |
カラー(全8種) | ・メロウディープレッドパール ・フレイムオレンジパールメタリック ・スピーディーブルーメタリック ・ネオンブルーメタリック ・クラッシーブラウンメタリック ・スターシルバーメタリック ・ピュアホワイトパール ・スーパーブラックパール |
※紹介グレードは「G」
スズキが販売するソリオは全長が短く小回りに優れていますが、室内長2,500mm、室内幅1,420mm、室内高1,365mmでゆったりとくつろげる室内空間も持ち合わせています。
また、収納スペースも自由にアレンジが可能で、後部座席を倒せば自転車などの大きな荷物も積み込めます。
運転席周りは見やすく操作しやすいレイアウトにより、安心して走行できるでしょう。
そのほか、スライドドアが閉まる最中にリモコンで予約ロックが可能なため、降りた後も施錠するために待つ必要がありません。
低く設計されたステップやドア付近に設置されたグリップによって、お子さまやご年配の人でも乗り降りしやすいです。
普段使いだけでなく複数人での旅行など、さまざまなシーンで活躍できるでしょう。
関連記事:ソリオの燃費を他車と比較!マイルドハイブリッドとは?
コンパクトミニバンを選ぶポイントとは?
コンパクトミニバンを選ぶ際にはこれから紹介する3つのポイントに気を付けるとよいでしょう。
ここからは、コンパクトミニバンの選び方について詳しく解説します。
乗車する人数はどのくらいか
まず、日常的に乗車する人数をあらかじめ考慮しておく必要があります。
コンパクトミニバンと呼ばれるモデルは、5〜7人乗りのモデルがほとんどです。
もし4人以上が乗る可能性が低ければ、5人乗りのタイプで十分でしょう。
もし、アウトドアに出かけることが多ければ荷物の量も多くなるため、5人以上が乗れるタイプをおすすめします。
関連記事:車中泊で注意したいリスクとは?自分でできる対策を紹介
車体のサイズ
乗車人数と近い部分がありますが、一緒にボディサイズも把握しておくとよいでしょう。
大きめのボディサイズだと荷室や乗車スペースにもゆとりがありますが、ハンドル操作に影響が出やすいため、よく利用する道が狭い場合は運転しにくいと感じる可能性があります。
小回りが利く車を希望する場合、ボディサイズや形状をしっかり確認するようにしましょう。
内装のデザイン
長距離移動を快適に過ごしたい場合は、内装のデザインや乗り心地のよさが重要です。
特にシートアレンジや便利機能を確認しておきましょう。
コンパクトミニバンには3列シートで7人以上が乗れる車が多いですが、膝周りスペースが狭い車もあります。
そのため、シートアレンジや実際に座ったときのスペースを試乗して確認するようにしましょう。
コンパクトミニバンが向いている人
コンパクトミニバンは、5人以上が乗れて積載量も多い車が豊富に用意されています。
そのため、4人以上の家族で利用する層だけでなく、アウトドアやレジャーが趣味で荷物をたくさん積み込んで出かけたい人、仕事で長距離移動をする人などにおすすめです。
また、使い勝手のよさや乗り降りのしやすさから、小さいお子さまの多い家庭や介護を行っている家庭のファミリーカーとしても最適です。
まとめ
今回は、コンパクトミニバンについて解説しました。
コンパクトミニバンの解放感ある室内空間や乗り降りを考えた低床性、自動開閉が可能なスライドドアは、あらゆるニーズを満たしてくれるでしょう。
自身に適したコンパクトミニバンを選ぶためには、主な使用用途やよく利用する道などをもとに、適したボディサイズやシートアレンジ、便利機能を持つ車を選ぶことが大切です。
今回、ランキングで紹介した車以外にも多くのコンパクトミニバンが販売されているため、ここまで紹介した内容を参考にぜひ自身のニーズに合う車を見つけてみてください。