スライドドアを搭載したおしゃれな車!おすすめ車種5選紹介!

車の後部座席に人が乗り降りするためのドアには、ヒンジドアとスライドドアの2種類があります。
車高が高い軽自動車やミニバンの後部座席側のドアに採用されているケースが多く人気の装備となっているスライドドアですが、メリットだけでなくデメリットもあります。

この記事では、スライドドアの特徴やメリット・デメリット、購入する際の注意点をまとめています。

さらに、スライドドアを搭載しているおしゃれな車のおすすめを5台紹介します。

スライドドアを搭載した車の購入を検討されている人は、ぜひ参考にしてください。

関連記事:スライドドアとは?メリットやおすすめのミニバンもご紹介

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

スライドドアの特徴は?

スライドドアは主に車の後部座席に搭載されることが多く、車体に平行して開け閉めできるタイプのドアのことを言います。
また、スライドドアには手動で開け閉めするタイプと電動で開け閉めできるタイプがあります。

電動開閉タイプのスライドドアについては、

  • 運転席に設置されているボタンで後部座席のスライドドアを開け閉めする機能
  • 後部座席のドアのボディ下空間につま先を伸ばすだけでスライドドアを開け閉めする機能
  • 車に近づくとドアロックが解錠しドアが自動で開く機能

などがあります。

手動の場合、ドアを開け閉めする際に若干の力を必要とするため、ご高齢の方やお子さまがいらっしゃる場合には、電動タイプのスライドドアの方が格段に使い勝手は上です。

はじめに電動タイプのスライドドア搭載車に乗った場合、その便利さから手動タイプの車には戻れなくなる方が多いと考えられます。

関連記事:おすすめのスライドドア付き軽自動車3選!スライドドアのメリットについてもご紹介

スライドドアを搭載した車のメリットとデメリット

ここからは、スライドドア搭載車のメリット・デメリットを紹介していきます。

スライドドア搭載車のメリット

スライドドア搭載車のメリットは、車体の左右に最低大人1人分のスペースがあれば乗り降りができることです。

大型商業施設の駐車場などで隣の車との間隔が狭い場合や、自宅の駐車場に自転車やバイクも停めていてスペースに余裕がない場合、壁際に寄せて駐車しなければいけない場合でも楽に乗り降りすることができます。

もし、隣の車とのスペースが狭く、運転席・助手席のヒンジドアを開けて乗り降りができない場合でも、運転席と助手席の間に空間があるウォークスルーが搭載した車であれば、前席と後席を移動することで乗り降りが可能になります。

また、ヒンジドアの場合は勢いよくドアを開けてしまうと壁や隣の車にドアをぶつける危険性がありますが、車体に平行して開け閉めするスライドドアであれば、その心配はありません。
そのため、小さなお子さまがいる人には安心です。

小さなお子さまが一人で乗り降りをされる場合、電動タイプのスライドドアであれば、危険も少なく力も必要としないため、非常に便利に利用できます。

スライドドアは、開口部が広く設計されていることもメリットの一つです。

広い開口部は乗り降りだけでなく荷物の積み下ろしもしやすく、お子さまをチャイルドシートへ乗せる際にも便利です。

特に、ステップの高さ(乗降口の地上高)を低めに設定されている車種であれば、お子さまとご高齢の方には最適ということができるでしょう。

関連記事:チャイルドシートは何歳まで使うのか?例外や選び方のポイントも紹介

スライドドア搭載車のデメリット

ヒンジドアに比べると、スライドドアはドア自体の重量が重くなります。
そのため、手動式スライドドアの場合、傾斜地に駐停車した際にはドアの開け閉めに一定の力が必要となり、お子さまやお年寄り人にとっては開け閉めが難しくなる場合があります。

電動式であれば力に関係なく開け閉めできますが、ドア自体の重量が増す分、燃費性能が悪化することもデメリットといえます。

また、ヒンジドアに比べて構造が複雑になるだけでなく、使用するパーツの数も増えるため、不具合発生のリスクが高いことも知っておきたいポイントです。

特に電動式の場合、関連パーツに不具合が発生してしまうと修理費が高額になる恐れがあることもデメリットといえます。

便利な機能も、長期的に乗り続けようと考えた場合には、デメリットになるケースもありますので、よくよく検討した上で選択しましょう。

関連記事:自動車の修理はどこに依頼すべき?3つの依頼先とそれぞれの特徴を解説

スライドドアが搭載されているおしゃれな車のおすすめ5選

ここでは、スライドドアが搭載されているおしゃれな車を紹介していきます。

ワゴンRスマイル

ワゴンRスマイルは、スズキが製造・販売する軽自動車であり、後部座席の両側にスライドドアが搭載されています。

なお、ガソリン車の場合はスライドドアが手動タイプ、ハイブリッド車は電動タイプとなっています。

スライドドアを開いた際の開口幅は600mm、開口高が1,165mm、後部座席乗降口のリヤステップ地上高は345mmであり、メーカー希望小売価格は、1,296,900円~1,716,000円(税込み)となっています。

関連記事:ワゴンR スマイルの燃費を他のスライドドア軽自動車と比較・解説

ムーヴキャンバス

ムーヴキャンバスは、ダイハツが製造・販売する軽自動車であり、後部座席の両側に電動タイプのスライドドアが搭載されています。

スライドドアを開いた際の開口幅は595mm、開口高が1,110mmであり、メーカー希望小売価格は、1,496,000円~1,919,500円(税込み)となっています。

関連記事:ムーヴキャンバスのスペックを徹底調査!人気の秘密を探る

シエンタ

Sientaシエンタ

シエンタは、トヨタが製造・販売するミニバンであり、電動タイプのスライドドアが搭載されていますが、グレードによって両側の後部座席搭載グレードと助手席側の後部座席搭載グレードがあります。

一部のグレードには、車体下部につま先を近づけるとスライドドアが開く、ハンズフリーデュアルパワースライドドアが標準装備されておりメーカーオプションとして搭載可能です。
また、シエンタのメーカー希望小売価格は、1,950,000円~3,108,000円(税込み)となっています。

関連記事:シエンタがパワー不足と言われる理由とは?シエンタの特徴や走行性能を解説

フリード

フリードは、ホンダが製造・販売するミニバンであり、後部座席の両側に電動タイプのスライドドアが搭載されています。

スライドドアを開いた際の開口幅は665mm、後部座席乗降口のリヤステップ地上高は390mmであり、メーカー希望小売価格は、2,275,900円~3,278,000円(税込み)となっています。

関連記事:フリードのスペックを徹底解説 !燃費、ボディカラーやグレード比較

ヴォクシー

VOXY

ヴォクシーは、トヨタが製造・販売するミニバンであり、後部座席の両側に電動タイプのスライドドアが搭載されるグレードと助手席側の後部座席のみが電動タイプのスライドドアとなるグレードの2種類に分かれます。

スライドドアを開いた際の開口幅は780mmであり、メーカー希望小売価格は、2,275,900円~3,960,000円(税込み)となっています。

スライドドアが搭載された車を購入する際の注意点

スライドドアが搭載された車を購入する際、どのような点に注意をすればよいのでしょうか。
ここでは、スライドドア搭載車を購入する際の注意点を主に2つ紹介します。

後部座席への乗り降りを実車で確認

スライドドア搭載車は、開口部が広く乗り降りがしやすいことがメリットですが、開口部の広さや乗降口の地上高も車によって違いがあります。

そのため、スライドドア搭載車を選ぶ際には、後部座席に乗る機会が多い人と一緒にディーラーの展示車や試乗車で乗り降りのしやすさを確認すると良いでしょう。

関連記事:コンパクトカーのスライドドアとは?メリット・デメリットやスライドドア搭載のおすすめ車種を紹介

スライドドア搭載車が本当に必要か考える

スライドドア搭載車は、他の車種と比較すると燃費性能が少し低い傾向にあり、一方で車両本体価格は高額に設定されています。

そのため、利用目的に沿ったスライドドアの必要性と費用面のバランスを考慮し、判断することをおすすめします。

関連記事:新車を安く買う方法9選!購入タイミングや交渉術など一挙紹介!

まとめ

スライドドアは車体に平行して開け閉めできるタイプのドアであり、手動で開け閉めするタイプと電動で開け閉めできるタイプがあります。

電動タイプのスライドドアを搭載した車の一部には付加機能が搭載されている車があります。

また、スライドドア搭載車を購入する際は、後部座席への乗り降りを展示車や試乗車で確認すること、利用目的を考えてスライドドアが必要なのかを考えることの2点を注意して購入の検討を進めましょう。

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

この記事を書いた人

自動車ニュースのWEBマガジン

カーナレッジ編集部

カーナレッジはクルマの知識をわかりやすく提供する自動車ニュースメディアです。新車・中古車の最新情報やメーカー・ボディタイプ・メンテナンスなどの基本知識まで。自動車のことがすべて分かるWebマガジンです。

関連する記事

カテゴリーから記事を探す

error: このページの内容は保護されています。