燃費のいい軽自動車を知りたい人へ!おすすめの軽自動車をご紹介

軽自動車は普通車に比べて燃費がいい傾向にありますが、なぜ軽自動車の燃費はいいのでしょうか。

また、燃費を比べる際には、カタログ燃費と実燃費を見て判断しますが、カタログ燃費と実燃費は何のことなのでしょうか。

この記事では軽自動車の燃費がいい理由の紹介とともに、実燃費とカタログ燃費の違いや、燃費がいいおすすめの軽自動車について紹介していきます。

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軽自動車はなぜ燃費がいいのか?

軽自動車の燃費がいいのは車体重量と排気量が関係しています。

ここでは、軽自動車の燃費がよい理由について車体重量と排気量に分けて紹介していきます。

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車体重量

軽自動車の燃費がいいのは、普通車に比べて車体重量が軽いためです。
車体重量が重いと、車を発進する際や加速する際に大きなエネルギーが必要になり、燃費が悪くなります。

一方、軽自動車は普通車に比べて車体重量が軽く、小さなエネルギーで発進や加速ができるため、普通車よりも燃費がよくなります

排気量

軽自動車の燃費がいい理由として、普通車に比べて排気量が小さいということが挙げられます。
排気量が大きくなるほどガソリンを消費しやすく、燃費が悪くなります。

軽自動車は排気量が660cc以下と定められているため、普通車に比べてガソリンの燃費がよくなります

関連記事:排気量とは?排気量の大きさによって変わる車検費用や自動車税についても解説

「カタログ燃費」と「実燃費」の違いとは

燃費性能を比較する場合、カタログ燃費や実燃費の数値を見て判断します。
ここでは、カタログ燃費や実燃費がどのようなものなのかについて解説していきます。

カタログ燃費とは?

シャシダイナモメーターの画像

カタログ燃費とは、自動車メーカーが公表するカタログに記載される燃費数値のことです。

カタログ燃費の試験はシャシダイナモメーターと呼ばれる大きなローラーの上でタイヤを回転させて計測を行います。実際の走行で計測するわけではないため、実際に走行した時の燃費とは数値に差が出てしまいます

カタログ燃費の試験の測定基準として「JC08モード」と「WLTCモード」があります。

「JC08モード」は2011年に日本独自の燃費の測定基準として設定されたものであり、「WLTCモード」は2014年3月に世界基準として設定された燃費の測定基準です。

2017年の夏以降から「JC08モード」と併用でカタログ燃費に記載されるようになりました。
「WLTCモード」は、設定された基準に基づく数値のほかに、「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」とモードが分かれ、それぞれの燃費の数値も記載されます。

関連記事:WLTCモードとはどのような基準?実燃費との差異について解説

実燃費とは?

実燃費とは、実際に道路を走って計測を行った燃費の数値です。

車の走行距離をガソリンの給油した量で割ることで、実燃費を出すことができます。

実燃費の数値は運転する人や走行環境によって異なります。
アクセルやペダルの踏み方の違い、車が走行する場所、乗っている人数の違い、エアコンやヘッドライトを使用しているかなどで燃費が変化するためです。

実燃費は均一の数値が出せないため、あくまで目安ということを覚えておきましょう。

関連記事:WLTCモードの燃費と実燃費の差はどれくらい?実例から違いを解説

燃費のいいおすすめ軽自動車5選

ここでは、実燃費を比較するサイト「e燃費」のe燃費アワード2021-2022を参考におすすめの軽自動車を5つ紹介します。

なお、ここでは全て2WDのみ掲載します。

ダイハツ ミライース

ミライースはダイハツを代表する軽自動車です。

2011年に「第三のエコカー」というキャッチコピーで登場し、燃費がいいことで知られています。軽量化と既存技術の組み合わせによって高燃費を実現しています。

グレードカタログ燃費
(WLTCモード)
実燃費
B / L / B”SA / L”SA ” / X”SA ” / G”SA Ⅲ”25.0 km/L23.42 km/L
ミライーススクエアバナー

関連記事:ミライースの燃費はどうなのか?カタログ燃費と実燃費を比較

スズキ アルトラパン

スズキが販売するアルトラパンは、スズキの軽自動車の中でも人気のアルトの派生モデルです。

箱型でありながら丸みを帯びたボディが特徴となっており、遊び心が詰まった軽自動車として知られ、カラーバリエーションも豊富なことからおしゃれに車を楽しめます。特に、女性からの人気が高い車です。

グレードカタログ燃費
(WLTCモード)
e燃費
G / L / X26.2 km/L21.63 km/L

スズキ ハスラー

軽クロスオーバーSUVとして人気を集めるスズキのハスラーは、老若男女から人気を集める軽自動車です。

アウトドアシーンや未舗装路などオフロードシーンも走行できるタフさと、街乗りしやすい利便性の高さを兼ね備えている車といえます。また、一般的にSUVは燃費が他の車種に比べて見劣りするなかで、ハスラーは全車にマイルドハイブリッドを搭載していることで低燃費を実現しています。

グレードカタログ燃費
(WLTCモード)
実燃費
HYBRID X ターボ
HYBRID G ターボ
22.6 km/L18.83 km/L
HYBRID X
HYBRID G
25.0 km/L20.66 km/L
ハスラー バナー

関連記事:ハスラーの燃費比較や性能を解説!J STYLE Ⅱの燃費は?

日産 デイズ

デイズはさまざまな安全装備を搭載しているのが魅力です。
安全装備は車両重量が増加しやすい部品のため、軽自動車では省かれることがありますが、デイズは安全装備を多数装備しています。

また、デイズは高級感のある内外装もポイントです。

グレードカタログ燃費
(WLTCモード)
実燃費
S/X23.2 km/L21.32 km/L
ハイウェイスターX/ハイウェイスターXプロパイロットエディション23.3 km/Lデータなし
ハイウェイスターGターボ/ハイウェイスターXターボ プロパイロットエディション21.5 km/Lデータなし

関連記事:デイズの燃費はよい?悪い?運転・走行性能を解説!

ホンダ N-BOX

ホンダのN-BOXは軽自動車の中でも数年にわたり販売台数日本一を達成しており、特に人気の高い車の一つです。

豊富な安全装備に加えてスライドドア付きの箱型ボディは乗り降りがしやすく、シートアレンジも豊富なことから、使い勝手がよい車として知られています。

老若男女を選ばないスタイリッシュかつ親しみやすいデザインはN-BOXの大きな魅力といえます。

WLTCモード(km/L)カタログ燃費
(WLTCモード)
実燃費
G/L/EX21.2 km/L17.37 km/L
L ターボ/EXターボ20.2 km/L15.99 km/L
ホンダN-BOXのバナー

関連記事:ホンダ新型N-BOXの実燃費は?実走行で測ってみた

まとめ

この記事では、軽自動車の燃費がいい理由やおすすめの軽自動車、カタログ燃費と実燃費の違いについて紹介していきました。

軽自動車は普通車に比べて燃費のいい走りをすることができます。
カタログ燃費と実燃費はそれぞれ参考であり、実際は走り方によって差が生じます。

また、燃費のいいおすすめの軽自動車として、ミライース、アルトラパン、ハスラー、デイズ、N-BOXを紹介しました。

どの車も人気が高い軽自動車であるため、燃費や性能を見比べながら自身の生活に最適な軽自動車を選びましょう。

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この記事を書いた人

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