SUVをタイプ別に徹底解説!メリットやおすすめ車も紹介

車の購入を検討している人の中で、SUVの種類やメリットについて知りたい人もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近では街中でもSUVに乗る人が増えており、各メーカーが取り扱う数も年々増加傾向です。

そこで今回は、SUVのタイプ別の特徴やメリット、デメリット、選び方、おすすめ車を解説します。

SUVについて知りたい人や購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

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車種の特徴、概要

SUVとはSport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の略で「スポーツ用多目的車」のことを指します。

最低地上高が高いことが多く悪路走破性に優れているため、釣りやキャンプなどのアウトドアレジャーに出かける際に適しています。

また、座面が高いことから前方の見晴らしがよく、運転時にストレスなく快適な走行ができるのが特徴です。

SUVのタイプについて解説

ここでは、SUVのタイプについて解説していきます。SUVには主に以下のタイプがあります。

  • クロスオーバーSUV
  • クロスカントリーSUV
  • ミドルSUV
  • コンパクトSUV
  • 軽SUV

それぞれのタイプを詳しく見ていきましょう。

クロスオーバーSUV

市街地走行向けに製造されたのが「クロスオーバーSUV」です。骨格はセダンやコンパクトカーのものを流用し、ボディパネルを新たに製造している車がほとんどです。

現在のSUVはクロスオーバーSUVの割合が高く、特徴としては快適な乗り心地とゆとりのある室内空間を誇ります。

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クロスカントリーSUV

「クロスカントリーSUV」とは、未舗装の不安定な路面でも安定した走行性能を持つSUVを指します。

ラダーフレームというはしご状のフレームを採用し、悪路でも問題なく走破できる構造になっています。
また、最低地上高が高いことから浸水にも強いです。

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ミドルサイズSUV

「ミドルサイズSUV」は、全長5,000mm以内のSUVであることが基準とされますが、明確な定義があるわけではありません。

例えば、トヨタが製造・販売する「ハリアー」や「RAV4」が、ミドルサイズSUVに該当します。
通常のSUVの快適性とデザイン性を保ちつつ、高級感を堪能できるのが特徴です。

コンパクトSUV

「コンパクトSUV」にも明確な定義はありませんが、全長4,400mm以下の車を指すことが多いです。

全長が短いことから小回りが利き、住宅街や狭い路地での走行に最適です。
SUVに乗りたいけど運転が苦手な人に好まれるタイプといえるでしょう。

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軽SUV

「軽SUV」は軽自動車規格のSUVを指し、 全長は3,400mm以下、全幅は1,480mm以下というコンパクトさが特徴です。


サイズ感から運転のしやすさはもちろんですが、他のタイプと比べると快適性よりも悪路走破性に特化したモデルが多く見られます。

また維持費に関しても恩恵を受けやすいタイプで、費用を抑えたい人におすすめです。

タイプ別メリット・デメリット

続いては、SUVのタイプ別で見るメリット・デメリットを解説します。
SUVの購入を検討している人は、それぞれのメリットとデメリットを把握した上で自身に合うタイプを見つけてください。

クロスオーバーSUVのメリット・デメリット

クロスオーバーSUVのメリットとして、セダン同様の乗り心地をキープしながらも、大径タイヤによりアウトドア時でも活躍できる走破性の高さを兼ね備えている点が挙げられます。


また、各メーカーで多数展開されているタイプのため、室内空間やデザイン性など自身の好みに合わせて選びやすいです。

デメリットとしては、雪道や山道、砂地など本格的なオフロードには適していない点が挙げられます。
そのため、キャンプや登山などアウトドア用に購入を検討している人には不向きでしょう。

クロスカントリーSUVのメリット・デメリット

クロスカントリーSUVは、最低地上高の高さとサスペンションストロークを確保することにより、多少の冠水や障害物の影響を受けない高さがメリットです。
また無骨で頑丈なデザインも魅力のひとつになっています。

デメリットとしては、オフロードでの走行をメインとして作られているため、住宅街や狭い路地、夜間の走行など小回りや静粛性が必要な場所での走行に不向きです。

ミドルサイズSUVのメリット・デメリット

ミドルサイズSUVのメリットとして、ほどよいサイズ感で市街地の走行でも使いやすく、ロングドライブでも快適な走行が挙げられます。
快適装備が豊富で、エクステリアのラグジュアリーさにも磨きがかかっています。

室内空間にも余裕があるため、複数人のお出かけやアウトドアにも最適です。

デメリットとしては、同クラスのセダンに比べて重量がかさむため、低燃費を求める人には不向きです。

コンパクトSUVのメリット・デメリット

コンパクトSUVのメリットとしては、コンパクトカー感覚で運転できるため、狭い路地の走行や駐車する際の安心感が違います。
また車重も軽いため燃費がよく、維持費の面でも優れています。

デメリットとしては、車重の割に全高があるため、横風や強風での操作性・安全性に劣る面が挙げられます。

軽SUVのメリット・デメリット

軽SUVのメリットは、軽自動車感覚で運転できるため小回りがしやすいことです。
車両価格や維持費も比較的安いことから、できるだけコストをかけたくない人におすすめです。

デメリットは、ボディサイズが軽規格なことから、最大定員で出かける際に室内空間にあまり余裕がなく、収納に困ることが挙げられます。

SUVタイプ別で見るおすすめの選び方

続いては、SUVのタイプ別で見るおすすめの選び方を解説します。

それぞれのタイプごとに確認するべきポイントがあるため、事前に把握しておくことが大切です。

クロスオーバーSUV

クロスオーバーSUVを選ぶ際は、ボディサイズに注意して選びましょう。


セダンやコンパクトカーと同じプラットフォームを使用しても、ボディサイズがひと回り大きいため、日常生活での使用に苦労することも考えられます。

また、車重に合わせて燃費性能も悪くなりやすいため、ハイブリッドかディーゼルエンジンも視野に入れておきましょう。

クロスカントリーSUV

クロスカントリーSUVを選ぶ際は、走破性に関して自身が求めるレベルをクリアできているか確認しておきましょう。


最低地上高やどれぐらいの水深まで走破できるかの確認は、非常に大切です。
また、車種によっては後席の乗り心地が落ちるモデルもあるため、注意が必要です。

ミドルSUV

ミドルサイズSUVを選ぶ際は、操作性に注意して選びましょう。


同サイズのセダンに比べて全幅が広く、細い道や狭い道での操作性で苦労することもあります。
全幅や最小回転半径の数値を確認し、自身の主な使用用途に対応できるか確認しておきましょう。

コンパクトSUV

コンパクトSUVを選ぶ際は、室内空間や荷室の広さが使用用途に合っているか確認することが大切です。

あらゆる可能性を想定して、荷物の収納位置や空間の使い方を試してみましょう。
ミドルサイズと比較しても室内空間が小さいため、シートアレンジが用途に適しているのか併せて確認しておくとよいかもしれません。

軽SUV

軽SUVは軽自動車規格で作られているため、後席の居住空間や座り心地の確認をしておきましょう。

また、全高が高く車重が軽いことから操作しづらいと感じることも考えられるため、試乗して実際の感覚を確認することをおすすめします。

SUVタイプ別で見るおすすめ車の紹介

続いては、SUVの中からタイプ別でおすすめ車を紹介します。

クロスオーバーSUV「日産 アリア」

「アリア」は、日産が製造・販売する電気自動車のクロスオーバーSUVです。
ボディサイズは、全長 4,595mm×全幅1,850mm×全高1,655mmでミドルクラスに属します。

電気自動車ならではの低速から溢れるトルク感と静粛性が特徴で、470kmの航続距離を誇ります。
価格は、エントリーモデルの「B6」が5,390,000円となっています。

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クロスカントリーSUV「トヨタ ランドクルーザー」

「ランドクルーザー」は、トヨタが製造・販売する最高級のクロスカントリーSUVです。
ボディサイズは全長4,950mm、全幅1,980mmでラージクラスに属します。
優れた居住性と高い走破性により、国内外で人気を誇ります。

価格はエントリーモデルの「GX」が5,100,000円となっています。

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ミドルSUV「日産 エクストレイル」

「エクストレイル」は、日産が製造・販売するミドルサイズSUVで、2022年7月に新型モデルが登場しました。
ガソリンエンジンは発電側だけに使用し、動力はモーターで駆動する「e-POWER」を搭載しており、フロントモーターの最大トルクは330N-mに達します。

価格はエントリーモデルの「S」が3,198,800円となっています。

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コンパクトSUV「ホンダ ヴェゼル」

「ヴェゼル」はホンダが製造・販売するコンパクトSUVで、2021年4月に新型モデルが登場しました。

クロスオーバーのコンパクトタイプとして、市街地ではモーター駆動をメインに走行できる「e:HEV」ハイブリッドを搭載することにより、EV感覚での高い静粛性を実現しています。

価格は「G」が2,279,200円となっています。

関連記事:ヴェゼルのサイズはどのくらい?魅力やどういった人におすすめなのかなどをご紹介

軽SUV「スズキ ジムニー」

「ジムニー」は、スズキが製造・販売する軽自動車規格のクロスカントリーSUVで、悪路走破性に優れています。
頑強な構造のラダーフレームを採用しているSUVで、オフロード走行でも高い実力を誇ります。

価格はエントリーモデルの「XG」が1,555,400円となっています。

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まとめ

交渉イメージ

この記事ではSUVのタイプ別の特徴やメリット、デメリット、選び方、おすすめ車を解説しました。
国内外問わず人気の高いSUVは、今後も各メーカーからラインナップが増えていくことが予想されます。

SUVの購入を検討している人は、各タイプのメリット・デメリットをしっかりと把握し、自身の使用用途や優先したい点をもとに比較検討することをおすすめします。

今回紹介した内容を参考にして、ぜひ自身のニーズに合うSUVを見つけてみてください。

この記事を書いた人

自動車ニュースのWEBマガジン

カーナレッジ編集部

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