軽自動車はどこのメーカーがいいのか?メーカーごとに徹底比較!

軽自動車は車両価格や維持費が安価なため、幅広い世代から人気があります。

多くのメーカーが軽自動車の販売を行っていますが、どこのメーカーがいいのか分からない人もいるでしょう。

この記事では、軽自動車を選ぶ時のポイントや注意点、各メーカーの特徴を解説します。

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軽自動車が人気を集めている理由について

軽自動車とは、排気量660cc以下、長さ3.4m以下、幅1.48m以下、高さ2.0m以下の3輪及び、4輪自動車のことを指します。

維持費が安価

軽自動車が人気の理由はいくつかありますが、維持費が安価であることが大きな理由として挙げられます。

軽自動車は、車検費用や税金が普通自動車に比べて安価であり、燃費性能が高い車が多いためコストパフォーマンスがよい車種です。

関連記事:軽自動車と普通車の違いとは?維持費や走行性能の違いを解説

車両価格が安価

また、車両価格が安価である点も人気の理由の一つでしょう。

新車価格でも1,000,000~2,000,000円ほどの車が多く、中には1,000,000円以下で購入できる車もあります。

運転のしやすさ

さらに、軽自動車は車体が小さく、取り回しやすい点も人気の理由です。

狭い住宅街や駐車場でも小回りが利くため、運転が苦手な人や運転に慣れていない人でも安心して運転できます。

また、近年販売されている軽自動車の中には、車内空間の広さや機能性の充実を強みとした車もあるため、これらも軽自動車が人気を集めている理由の一つでしょう。

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軽自動車を選ぶ際のポイントを紹介

スズキスペーシアシート_HYBRID X
スペーシア|出典:スズキ株式会社

軽自動車を選ぶ際は、価格、用途、燃費の3つのポイントを押さえることが大切です。

軽自動車の車両価格は比較的安価ですが、メーカーやグレードなどによって軽自動車の中でも数十万円ほどの価格差があります。

あらかじめ予算を決めて、予算内で購入できるかどうかで選ぶとよいでしょう。

また、どういった用途で軽自動車を使うのかを考慮することも大切です。

軽自動車によって強みとしている性能や特徴は異なるため、通勤で使用するのか、趣味で使用するのかなど、自身の用途に合わせて軽自動車を選びましょう。

車を使って遠出をする人や長距離の運転が多い人は燃費がよい軽自動車を選ぶと、車の維持費を抑えられます。
燃費にはカタログ燃費と実燃費があるため、どちらも参考にするとよいでしょう。

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メーカーごとの紹介と特徴について

ここでは軽自動車を販売する各メーカーについて解説します。

ダイハツ

ムーヴキャンバスの写真
ムーヴキャンバス|出典:ダイハツ工業株式会社

ダイハツは1907年に設立された、歴史ある自動車メーカーです。

設立当時はエンジンメーカーでしたが、1930年から自動車の生産を始めました。
現在は、多くの軽自動車を製造・販売するメーカーとして活躍しています。

ダイハツが製造・販売している車は軽自動車をメインとしています。

多種多様な外観や性能を持つ車が取り揃えられており、自身に合う車を見つけやすいメーカーといえるでしょう。

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スズキ

スズキアルトの画像
アルト|出典:スズキ株式会社

スズキは1909年に鈴木式織機製作所として創業し、1954年に鈴木自動車工業株式会社に社名変更しました。
翌年の1955年に、スズキにとって初めての軽自動車であるスズライトを発売しています。

スズキも、ダイハツと同じように軽自動車のラインアップが豊富です。

また、スズキはマイルドハイブリッドというハイブリッド技術を開発しています。

マイルドハイブリッドは、車が減速する際のエネルギーを発電に利用し、加速時にその電力をエンジンアシストに生かすシステムです。
このシステムにより燃費の向上を実現しています。

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ホンダ

ホンダは1948年に創業した自動車メーカーです。創業当初は自転車用補助エンジンの製造を行っていましたが、次第に2輪車、4輪車の製造に移行していきました。

現在は軽自動車から大型車まで幅広い車種を展開しています。

ホンダならではの独創性ある車づくりが特徴的で、ホンダ独自の技術で開発されたセンタータンクレイアウトやVTECエンジンは、ホンダの車にしかない魅力です。

関連記事:ホンダが販売する車の魅力とは?ホンダのかっこいい車ランキングTOP5!

三菱自動車

三菱自体は1870年からある会社で、1917年に日本で初めての量産乗用車として三菱A型を製造しました。

現在、自動車の製造・販売を行う三菱自動車は、1970年に三菱重工業株式会社の自動車事業部門が独立した形で誕生した会社です。

三菱自動車は、タイムアタックで競うモータースポーツであるラリーへの参加によって進化しつづけた4WDやSUVの技術、また環境問題に対応するための電気自動車の開発などを強みにしています。

関連記事:三菱の軽自動車を一覧で紹介!最近人気のeKクロスEVやデリカミニ以外もおすすめ!

日産自動車

日産の始まりは1910年にまで遡りますが、日産自動車に社名を変更したのは1934年です。

古くから自動車産業に携わってきた日産自動車の車は、安全性や機能性が高いという特徴があります。

ドライバーの負担を減らす運転支援技術であるプロパイロットや、ガソリンエンジンとモーターが融合したe-POWERなどは、高い技術力を持つ日産自動車の車にしかない特徴でしょう。

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各メーカーのおすすめの軽自動車

ここでは各メーカーのおすすめの軽自動車を紹介します。

ダイハツ タント

タントはダイハツが製造・販売しているワゴンタイプの軽自動車で、2003年に初代モデルが誕生しました。

2022年の軽自動車の新車販売台数ランキングは2位となっており、高い人気を保っています。

センターピラーをドアに内蔵したことで、大きな開口部を実現した“ミラクルオープンドア”や電動スライドドアによって、快適な乗り降りが可能です。

また、車内空間は、小さなお子さまであれば立ったまま着替えができるほどのゆとりがあるため、軽自動車でも広い車内空間を求めている人にはおすすめの車でしょう。

タント バナー

スズキ スペーシア

スペーシアはスズキが製造・販売するワゴンタイプの軽自動車で、2022年の軽自動車の新車販売台数ランキングは第3位にランクインしています。

「ザ・かぞくの乗りもの」をコンセプトとしており、電動スライドドアや広々とした車内空間が特徴です。

先進の安全技術である「スズキ セーフティ サポート」や、24時間繋がるスズキコネクトにも対応しているため、安全性の高い軽自動車といえるでしょう。

スペーシア バナー

ホンダ N-BOX

N-BOXはホンダが製造・販売するワゴンタイプの軽自動車です。

2022年の軽自動車の新車販売台数ランキングでは第1位になりました。
また、2022年の販売台数は、第2位であるタントの販売台数から約2倍の台数が売れています。

車内空間の広さや電動スライドドアなどの魅力のほかに豊富なグレードが用意されており、特別仕様車や後席がスロープになった介護仕様車もあります。

その豊富なグレードの全てに、ホンダの安全運転支援システムである「Honda SENSING」を標準装備しているため、安全性の面でも選ばれやすい車です。

ホンダN-BOXのバナー

三菱 eKワゴン

eKワゴンは、三菱が製造・販売するワゴンタイプの軽自動車です。

コンパクトなワゴンタイプでありながら、荷室はスーツケースを2つ並べて収納できるほどの広さがあります。

また、インパネ周りの収納スペースも充実しており、先進の安全支援システムも搭載しています。

また、eKシリーズにはeKワゴンのほかにeKスペース、eKクロス、eKクロス EV、eKクロス スペースなどもあります。

それぞれ外観や機能の特徴が異なるためeKシリーズの中で自身の用途や好みに合う車を選ぶのもよいでしょう。

関連記事:ekワゴンの燃費はよいのか?カタログ燃費の紹介と他の車との燃費を比較

日産 ルークス

ルークスは日産が製造・販売するワゴンタイプの軽自動車です。

後席ドアは電動スライドドアに加えて、「S」を除くグレードに、ドア下に足をかざしてドアを開くことができる「ハンズフリーオートスライドドア」の機能がついています。

また、高速道路での運転サポートや前方衝突予測警報などの安全支援システム、ほかにも運転を支援する機能が多数搭載されているため、運転が苦手な人でも安心して乗れる軽自動車です。

関連記事:日産 ルークスの燃費を調査!運転性能も徹底解説!

軽自動車を中古車で選ぶ・購入する際の注意点について

軽自動車を選んで購入する際は、安すぎる中古車には注意しましょう

車の価格は安価である方が選択肢として残りやすいですが、格安で売られている車には価格が下げられている理由があります。

また、軽自動車を購入する際は、購入前に走行距離や年式、事故車の可能性などを確認しましょう。

走行距離が長い車や年式が古い車は、購入後に乗りつづけられる年数が短く、故障しやすい可能性があります。

関連記事:人気の中古軽自動車は?中古購入時のポイントやおすすめ車種を紹介!

まとめ

軽自動車はさまざまなメーカーから販売されているため、どのメーカーを選べばいいのか分からない人も多いでしょう。

軽自動車を販売する各メーカーにはそれぞれ特徴があります。

ここで紹介した各メーカーの特徴やおすすめの軽自動車を参考に、ぜひ軽自動車の購入をご検討ください。

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この記事を書いた人

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