購入するなら軽自動車の中古車が狙い目!選ぶポイントやおすすめ車を紹介

軽自動車はコストパフォーマンスに優れ、小回りが利いて運転操作もしやすい点が特徴であることから根強い人気のある車種です。
価格を抑えて軽自動車に乗りたい人には中古車がおすすめできますが、どの車が狙い目なのか気になる人も多いでしょう。

この記事では、軽自動車が人気である理由や軽自動車のボディタイプ、ボディタイプごとのおすすめ車を解説します。

併せて、購入時に確認したいポイントについても触れるため、軽自動車の購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

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軽自動車はコスト面・操作性のよさで人気!

乗用車に比べて軽自動車の人気が高い主な理由として、車両価格が安価な点が挙げられます。

また、購入時だけではなく普通自動車に比べて維持費も抑えられる点や、車体が小さく運転しやすい点も軽自動車が人気を集めている理由です。

関連記事:【2024年】中古車のおすすめを車種ごとに14台紹介!選び方や注意点も解説

人気の理由1.低価格で購入できる

軽自動車は車両価格が100万円を切るものもあるほど、購入費用を抑えられます。

特に車に興味はないものの、自宅から離れた職場への通勤や毎日の買い物など生活のために車が欲しい人に、軽自動車は最適な選択肢のひとつとなるでしょう。

普通自動車と比べて新車の車両価格が安価であるため、中古の場合はさらに低価格で手に入れられます。

関連記事:中古車の賢い買い方とは?流れやチェックポイントを徹底解説!

人気の理由2.維持費を抑えられる

軽自動車は、普通自動車と比べて税金やガソリン代などの維持費も抑えられます。
車を所有するために必要な維持費には自動車税や自動車重量税などの税金、自賠責保険料、ガソリン代、メンテナンス費用などさまざまです。

可能な限り費用を抑えて、家計に負担なく所有できる点が人気の理由のひとつとなっています。

人気の理由3.小回りが利いて運転しやすい

小道でUターンする際や狭い駐車スペースに車を停める際、軽自動車なら小回りが利くため操作しやすいです。

最小回転数が小さくコンパクトに回転できるため、運転が苦手な人や頻繁に運転をしない人でも安心して走行できます。

関連記事:軽自動車の選び方を知りたい!購入時のポイントを解説!

軽自動車のボディタイプの種類

軽自動車といっても、ボディタイプはさまざまです。

最近、特に人気が高まっているのが車高が高いハイトワゴン系ですが、ほかにもセダン系など細かく分類されます。

ここでは、軽自動車のボディタイプを大きく5つに分けて解説します。

ハイトワゴンタイプ

ハイトワゴンとは「ハイト=高さ」の名前通り、車高が高いのが特徴のボディタイプです。

ハイトワゴンタイプは天井を高くすることで、車内の居住性のよさや積載容積の増加を実現しています。

軽自動車は、狭くて乗り心地が悪いというイメージを覆したのが、ハイトワゴンの走りであるスズキのワゴンRで、1993年に販売された当時は大きな人気を誇りました。

スーパーハイトタイプ

ハイトワゴンの車高をさらに高めたのが、スーパーハイトタイプです。

スーパーハイトタイプの軽自動車は車高が1,700mmを超えるものが多く、小さな子どもなら車内を立って移動できます。

ハイトワゴンよりもさらに居住性を高めることで、乗員がゆったり快適に乗れるのがスーパーハイトタイプの魅力です。

セダンタイプ

セダンタイプは、古くから親しまれているベーシックなタイプです。

セダンタイプの軽自動車は天井が低く、車内が狭くなるデメリットがあります。
一方、比較的安価な車が多く、低価格で購入しやすいのが特徴です。

また、セダンタイプは車体が小さいことから燃費性能も高く、ガソリン代を抑えやすくなっています。

トラック・バンタイプ

一般に「軽トラ」といわれる車が、トラックタイプの代表です。

トラックタイプは荷室が広く作られているため、大きな荷物でも積載でき、商用車として利用される傾向にあります。

バンタイプは商用だけでなく普段使いとしても利用され、積載性に優れているのが特徴です。

SUVタイプ

SUVタイプは悪路での走破性が高いのが特徴です。
最近では、アクティビティでの利用だけでなく、普段使いもできるスタイリッシュな軽SUVが増えてきています。

SUVタイプは、山道や悪路でも力強く走る軽自動車に乗りたい人におすすめです。

関連記事:軽自動車の価格はどの程度?軽自動車の特徴や選ぶ際のポイントなどをご紹介

軽自動車は中古が狙い目?選ぶ際のポイント

軽自動車を中古で購入しようと考えている場合、確認しておきたい項目がいくつかあります。

ここでは、優先的に押さえておきたいポイントを紹介するので、中古車の購入に慣れていない人はぜひ参考にしてください。

ポイント1.複数の中古車販売店の相場を比較する

中古車は販売店によってあらゆる価格で販売されているため、可能な限り複数の販売店で探すことをおすすめします。

欲しい車が決まっている場合、まずはインターネットで複数の販売店を検索してみてください。
新車のようにグレードやオプションを自由に選べるわけではないため、希望のグレード・予算に近いものを探しましょう。

た、インターネット上には載っていない地域密着型の中古車販売店もあります。
欲しい車が見つかる可能性もあるため、実店舗に足を運ぶのもおすすめです。

ポイント2.走行距離が10万㎞を超えていない車を選ぶ

中古車を購入する際に確認したい項目に走行距離があります。

一般的に、車は走行距離が10万㎞を超えると寿命が来るといわれることが多いです。
走行距離が多い中古車は価格も安価な傾向にありますが、購入後に寿命が来たり故障したりと長く乗れなくなってしまう可能性も考えられます。

メンテナンス次第で、走行距離が10万㎞以上の中古車でも十分に走行できますが、ひとつの基準として走行距離に注目することをおすすめします。

ポイント3.整備記録簿を確認する

整備記録簿とは、車が過去に行った整備を記録するものです。
中古車を購入する際に整備記録簿がある場合、前オーナーの点検や記録を確認できます。

整備記録簿がない場合、前オーナーが紛失してしまったほか、都合の悪い情報を隠蔽するため故意に破棄した可能性も否定できないため、整備記録が残っている中古車から選ぶようにしましょう。

関連記事:軽自動車の購入に必要な書類とは?提出先や車庫証明についても解説

狙い目の軽自動車をボディタイプごとに紹介!

ここでは、軽自動車のボディタイプごとに代表的な車を紹介します。

ハイトワゴンタイプの狙い目はスズキ ワゴンR

ワゴンRは、スズキが販売するハイトワゴンタイプの軽自動車です。

ハイトワゴンというカテゴリーを誕生させるきっかけとなった車であり、販売当時は高い人気を博しました。
現行モデルは2017年に登場した6代目で、マイルドハイブリッドの設定があります。

関連記事:スズキ「ワゴンR」はどのような車?カタログ燃費と実燃費を調査

スーパーハイトタイプの狙い目はダイハツ タント

タントはスーパーハイトワゴンの元祖ともいえる車で、2003年に初代モデルが販売されました。

現行モデルは2019年に登場した4代目で、全高は1,755mm(2WD)、1,775mm(4WD)もあります。
また、大開口が可能な「ミラクルオープンドア」が採用され、子どもの乗り降りや大きな荷物の積み下ろしに最適です。

関連記事:タントのグレードや機能は?カーリースでのメリット・デメリットも紹介【ファンクロス】

セダンタイプの狙い目はダイハツ ミライース

ダイハツが販売するミライースは環境性能に優れたエコカーで、「新・みんなのエコカー」をコンセプトとする現行モデルが2代目となります。

イーステクノロジーにより低燃費を達成しながらも、860,200万円(税込)から購入できるという価格の安さを実現しました。

関連記事:ミライースをグレード別に違いを徹底解説!

トラック・バンタイプの狙い目はスズキ キャリイ

スズキが販売する軽トラックのキャリイは、過去に39年連続で国内トラックの年間販売台数1位を記録するなど、知名度の高い車です。

現行モデルは、2013年にフルモデルチェンジした11代目となります。
荷台床面地上高が650mmと、荷物の積み降ろしがしやすい点が魅力です。

SUVタイプの狙い目はスズキ ジムニー

スズキが販売するジムニーは、1970年に誕生したSUV車で、悪路の走行を得意としています。

2018年にフルモデルチェンジをしましたが、約20年ぶりであったことから大きな話題を呼びました。

SUVらしい力強い走りだけでなく、最小回転半径が4.8mと狭い道での小回りにも優れています。

関連記事:ジムニーの値段やグレードごとの違いを解説

人気がない中古軽自動車が狙い目?

中古の軽自動車を購入しようと考えている人で特に車にこだわりがない場合、人気がない車が狙い目です。

人気がない中古車が値下げされる理由は、必ずしも性能が劣っているわけではなく、需要が大きく影響しています。

販売店では在庫が残っている分管理コストが発生するため、人気がない中古車は繰り返し値下げされやすいです。

そのため、通常の中古車よりも格安で手に入れられる可能性があります。

なお、車の年式は確認しておくことが大切です。
価格ばかりに注目して年式が古過ぎる中古車を選んだ場合、寿命や故障など長く利用できない恐れがあります。

また、前オーナーの整備記録も忘れず確認するようにしましょう。

関連記事:中古車の値上がりによる買い取り相場への影響は?要因や売り時を徹底解説!

関連記事:中古車を安く買うためにはどうすればよい?購入のコツや注意点を紹介

まとめ

商談イメージ

この記事では、狙い目の中古軽自動車について解説しました。

軽自動車は元々の車両価格が安いことから、中古車だとさらに低価格での購入が可能です。
軽自動車のボディタイプには、ハイトワゴン、スーパーハイト、セダン、トラック・バン、SUVタイプがあります。

中古軽自動車を選ぶ際は複数の販売店で相場を比較したり、インターネット上に載っていない実店舗を巡ったりすることが大切です。

また、より長く愛用できるように走行距離や年式、整備記録簿の確認も行いましょう。

この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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