人気のコンパクトミニバンの特徴は?メリットやおすすめの車などをご紹介
ファミリーカーとして人気が高いミニバンですが、近年需要が高まっているのが「コンパクトミニバン」です。
お子様が大きくなった、キャンプやゴルフなど荷物が多い出先が多くなった等の理由で、コンパクトミニバンの購入を検討している人もいるでしょう。
この記事では、コンパクトミニバンの特徴やメリット、デメリット、おすすめのコンパクトミニバンもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ご自身のライフスタイルに合ったコンパクトミニバンの購入ができれば生活が豊かになるでしょう。
関連記事:【おすすめ】人気のミニバンランキング!ミニバンがおすすめの理由も紹介
INDEX
ミニバンの定義・特徴について
ミニバンには明確な定義がありません。
一般的に1.5BOXや2BOXタイプで、居住空間や積載能力を高めた車のことをミニバンと呼びます。
荷物を多く積むことを主とする商用バンとは違い、快適に移動するという目的で開発されている点が特徴です。
極限まで居住空間にあてているため、箱型のデザインの車や全高が高い車が多いです。
国内の需要の高さから各自動車メーカーが力を入れている車種といえます。
関連記事:ミニバン購入で後悔しないためのポイントとは?購入の際のポイントも紹介
コンパクトミニバンとは?
コンパクトミニバンと呼ばれる車が増えてきていますが、このコンパクトミニバンも明確な定義がありません。
一般的にコンパクトカー並みの全長や全幅のサイズで、ミニバン並みの広い居住空間を持つ車のことをコンパクトミニバンと呼びます。
乗車定員が5~7名である点や、乗降性をよくするために後席ではスライドドアが採用されることが多い点などが特徴として挙げられます。
関連記事:人気コンパクトカーをおすすめ順にランキング!選び方のポイントも紹介
コンパクトミニバンのメリット
コンパクトミニバンの大きなメリットとして、コンパクトカークラスのサイズでありながら、ミニバン並みの広い居住性を実現していることが挙げられます。
大人数でのドライブでも快適に過ごせるでしょう。
ミニバンよりもサイズがコンパクトなため、小回りが利くということもメリットの一つです。
住宅街の狭い道でも問題なく走行できるでしょう。
また限られた駐車スペースしかない場所でも比較的簡単に駐車することが可能です。
コンパクトミニバンは軽自動車よりもパワーが強いため、急な坂道や高速道路を走行する際でも加速に対するストレスを感じることが少ないといえます。
さらに、ミニバンと比べて排気量が小さいため、税金も比較的安い傾向にあります。
関連記事:普通車の税金はいつ支払う?納付時期や延滞のリスクも解説
コンパクトミニバンのデメリット
コンパクトミニバンにはさまざまなメリットがある一方で、デメリットも存在します。
ミドルサイズ以上のミニバンと比べると、車内の広さで劣る点はデメリットといえるでしょう。
大きいサイズの車に乗り慣れている人だと、物足りなさを感じるかもしれません。
また3列シートの車の場合、3列目のシートに座った際に窮屈さを感じる可能性があることもデメリットの一つです。6名以上で車に乗ることが多いご家庭には、コンパクトミニバンよりもサイズが大きいミニバンの方がおすすめといえるでしょう。
おすすめのコンパクトミニバンをご紹介
コンパクトミニバンの需要が高まっていることから、各自動車メーカーからさまざまなコンパクトミニバンが販売されています。どの車を選べばよいか迷っている人もいるでしょう。
ここでは、人気が高いおすすめのコンパクトミニバンを3台ご紹介します。
ホンダ フリード
フリードはホンダが製造・販売するコンパクトミニバンです。
ホンダの先進の安全運転支援システムが全タイプに標準装備されていることが魅力として挙げられます。
具体的には、誤操作による飛び出しを防止する「誤発進抑制機能」や、前方車が発進したことを知らせてくれる「先行車発進お知らせ機能」、前方車との車間距離を保ってくれる「アダプティブクルーズコントロール」などです。
安全性を重視する人におすすめのコンパクトミニバンといえます。
なおフリードのスペックは以下の通りです。
メーカー | ホンダ |
車名 | フリード |
ボディタイプ | コンパクトミニバン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,265×1,695×1,710 |
車両重量(kg) | 1,350 |
総排気量(L) | 1,496 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 36 |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 無段変速オートマチック(トルクコンバーター付) |
カラー(全8種) | ・プレミアムクリスタルブルー・メタリック ・シルバーミストグリーン・メタリック ・プラチナホワイト・パール ・スーパープラチナグレー・メタリック ・クリスタルブラック・パール ・プレミアムクリスタルレッド・メタリック ・フィヨルドミスト・パール ・トワイライトミストブラック・パール |
※参考元:ホンダ公式サイト
関連記事:ホンダ フリードの燃費は?トヨタの新型シエンタと比較!
関連記事:7人乗りのフリードの魅力を解説!安全性や快適性についてもご紹介
シエンタ
シエンタはトヨタが製造・販売するコンパクトミニバンです。
2022年8月にフルモデルチェンジが行われました。
運転のしやすさがシエンタの魅力の一つです。
最小回転半径5.0mを実現しており、細い路地に入る際やUターンする際などで小回りのよさを実感できます。
シエンタのスペックは以下の通りです。
メーカー | トヨタ |
車名 | シエンタ |
ボディタイプ | コンパクトミニバン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,260×1,695×1,695 |
車両重量(kg) | 1,360 |
総排気量(L) | 1,490 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 40 |
駆動方式 | 2WD・E-Four |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
カラー(全9種) | ・ホワイトパールクリスタルシャイン ・ダークグレー ・ブラック ・スカーレットメタリック ・ベージュ ・アーバンカーキ ・グレイッシュブルー ・ダークグレー×スカーレットメタリック ・ダークグレー×グレイッシュブルー |
※参考元:トヨタ公式サイト
関連記事:子育て世代にはシエンタが最適?シエンタの魅力や性能について紹介します!
関連記事:シエンタハイブリッドとはどのような車?燃費や特徴について解説
トール
トールはダイハツが製造・販売するコンパクトミニバンです。
使い心地のよさがトールの魅力として挙げられます。
低床フロアを採用しているため、小さな子どもやご年配の人でも乗り降りがしやすい作りになっています。
また入り口に手を掴めるアシストグリップが付けられている点も魅力の一つです。
活用することでさらに乗り降りがしやすくなるでしょう。
なおトールのスペックは以下の通りです。
メーカー | ダイハツ |
車名 | トール |
ボディタイプ | コンパクトミニバン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,700×1,670×1,735 |
車両重量(kg) | 1,080 |
総排気量(L) | 996cc |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 36 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | 自動無段変速機(CVT)・インパネチェンジ式シフト |
カラー(全9種) | ・ターコイズブルーマイカメタリック ・コンパーノレッド ・レーザーブルークリスタルシャイン ・ファイアークォーツレッドメタリック ・パールホワイトⅢ ・ブリリアントカッパークリスタルマイカ ・ブライトシルバーメタリック ・プラムブラウンクリスタルマイカ ・ブラックマイカメタリック |
※参考元:ダイハツ公式サイト
関連記事:シエンタとフリードを徹底比較!それぞれの違いや選び方を紹介
コンパクトミニバンをおすすめできる人
コンパクトミニバンは小回りが利くことから、運転のしやすさを重視する人におすすめの車種です。
ミニバンだとサイズが大きくて運転するのが怖いと感じている人でも、コンパクトミニバンのサイズであれば、運転できるでしょう。
住宅街などの狭い道も問題なく走行できます。
またこれまで軽自動車に乗っていて、今回初めて普通自動車を購入するという人にもおすすめといえます。
サイズがそれほど変わらないにも関わらず、車内空間が広いため運転する人もしない人も快適に過ごせるでしょう。
まとめ
この記事では、コンパクトミニバンの特徴やメリット、デメリットなどをご紹介しました。
コンパクトミニバンはミニバンよりもサイズが小さいため、運転しやすいというメリットがあります。
コンパクトミニバンの購入を検討している人は、ぜひ試乗して運転のしやすさを実感してみてください。