コンパクトカーのスライドドアとは?メリット・デメリットやスライドドア搭載のおすすめ車種を紹介
スライドドア搭載のコンパクトカーには、さまざまなメリットがあります。
コンパクトカーの購入を検討されている方へ向けて、スライドドア搭載のコンパクトカーの特徴やメリット、加えてデメリットについても解説します。
またおすすめのスライドドア搭載のコンパクトカーも紹介いたします!
この記事をきっかけに、スライドドアの便利さに気づいていただければ幸いです。
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スライドドア搭載のコンパクトカーとは?
コンパクトカーとは、軽自動車より大きい小型の自動車です。
また、スライドドアという引き戸のように横に引いて開けるドアが付いている車種もあります。
本記事では、スライドドア装備のコンパクトカーを選ぶ際のポイントや、メリット・デメリットを解説します。
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スライドドア掲載のコンパクトカーは特に利便性が高い車種
コンパクトカーは、小回りが利くため狭い道でも運転しやすく、免許を取得したばかりの初心者や運転に自信がない人にもおすすめの車種です。
コンパクトカーの中でも、スライドドアが付いている車種は開口部が広く、お子さまをチャイルドシートに乗せたりお年寄りの乗り降りなども容易に行うことができるため人気です。
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スライドドア搭載コンパクトカーの購入時のポイント
利便性の高いスライドドア搭載のコンパクトカーの購入を検討する際、押さえるべきポイントを解説します。
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開口幅・高さは充分か
まず、スライドドアの開口部の幅、高さを確認しましょう。
これは、お子さまがいるご家庭でベビーカーやチャイルドシートなどを乗せる場合、スムーズに作業できるかを事前に把握するためです。
また送迎などで使用する機会が多い場合も、開口部の広さは乗り降りの快適性につながります。
ステップの低い車は、足をあまり上げる必要がなく、高齢者にとって優しい設計です。
開口幅やステップの高さなどは試乗をして確かめるのがおすすめです。
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必要な機能が備わっているか
スライドドア搭載のコンパクトカーには、電動ドアなどさまざまな機能が付いているものがあります。
ハンズフリーで開閉ができる機能や近づくだけでドアが開く機能、スライドドアが閉まる前にスイッチに触れることで自動ロックを予約してくれる機能などがあります。
「小さな子どもがいて手があかないことが多い」「年配の方の乗り降りが多く、ドアの開け閉めに負担が少ないようにしたい」などの場合には、ハンズフリーが必須と言えます。
こうした便利な機能は、車体価格が高くなる傾向がありますが、後悔しないためにもあらかじめ必要な機能は確認しておくようにしましょう。
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スライドドア搭載コンパクトカーのおすすめ3選!
電動・手動に関わらず、スライドドアが搭載されたコンパクトカーのおすすめ車を3台紹介します。
ホンダ 「フリード」
ホンダ独自の低床設計・シートの工夫により、大人が足を組んでも広々とした車内空間のホンダフリード。
1列目と2列目にウォークスルー機構があり、3列目までスムーズに移動できます。
荷物を載せるスペースは、開口部が広く床が低いため重い荷物も積みやすく、3列目の座席を左右に開けばベビーカーを折り畳まずに積み込めます。
価格帯は2,330,900〜3,215,300円(税込)。燃費の良いハイブリッドタイプもあります。
さらに2024年5月9日に、新型フリードの先行予約受付が発表されました!
「ちょうどいい」クルマとして、生活スタイルに合わせたフリード エアー、フリード クロスターの2タイプが登場します。
e:HEVを搭載した、力強い走りを体感できます。
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スズキ 「ソリオバンディット」
ソリオバンディットは全高が1,745mmと高さのある車ですが、カーブを曲がる際などに左右の揺れが少なくなるよう設計されており、安心して運転できます。
さらに、スズキの予防安全技術である「スズキ セーフティ サポート」の搭載や、高速道路の渋滞で重宝する前車速追従機能「クルーズコントロール」なども搭載されています。
「パワースライドドア予約ロック機能」があり、ドアを閉めている途中にドアロックの「予約」をすることが可能でドアが閉まり切るのを待つ必要がありません。
また携帯リモコンをカバンに入れたままで、スライドドアを自動解錠・自動オープンすることができます。
価格帯は1,647,800〜2,317,700円(税込)。燃費は17.8〜22.3km/L。
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トヨタ 「シエンタ」
座席数と車内のゆとりが魅力のシエンタは、3列目の席を倒すと荷室の長さが2,065㎜まで広くなり、自転車などもそのまま積み込み可能です。
3列目は床下収納式のため、床がフラットになり車中泊も快適に過ごすことができます。
また両手が塞がっている時に便利な、ハンズフリーデュアルパワースライドドアが特長です。
スマートキーを持っていれば、ドア下のセンサーに足先をかざすだけでスライドドアが自動で開閉することができます。
価格帯は1,950,000円(税込)~3,108,000円((税込)。燃費は18.3〜28.5km/L。
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スライドドア搭載コンパクトカーのメリット
スライドドア搭載のコンパクトカーにはどのようなメリットがあるのか、具体的に解説します。
開口部が広く、荷物の積み下ろしが簡単
ドアの開口部が広く開くため、荷物の積み下ろしやチャイルドシートの設置・取り外しもスムーズにできます。
手前にドアを引いて開ける一般的なヒンジドアの場合、ドアを閉める際に荷物がぶつかり破損や傷が付いてしまう可能性があります。
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乗り降りがしやすい
スライドドアが付いているコンパクトカーは、スペースの狭い駐車場などでも乗り降りがしやすく便利です。
ヒンジドアの場合、駐車場でドアを少し開けた瞬間に風の勢いでドアが開いてしまい、隣の車にドアがぶつかるなどのトラブルにつながるケースもあります。
しかし、スライドドアであれば上記のケースのほかに、ドアを開ける際に歩行者と接触してしまうリスクも軽減できます。
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電動式なら開閉も楽にできる
電動式のスライドドアとそれに付随する機能を利用すれば、両手がふさがっている際でも指一本でドアの開閉ができ便利です。
また、手動でドアを閉める際、力不足でドアがしっかりと閉まらない「半ドア」の状態になる心配もなく、安心です。
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スライドドア搭載コンパクトカーのデメリット
購入後に後悔しないよう、スライドドア搭載のコンパクトカーのデメリットについてもあらかじめ理解を深めておきましょう。
車体価格が高くなる
コンパクトカーだけではなくスライドドア搭載の車種全てに言えることですが、ヒンジドアタイプの車体価格と比較すると、スライドドア搭載の車体価格は高くなる傾向にあります。
自動のスライドドアを選ぶとさらに価格が上がる可能性があります。
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燃費が悪くなる
自動で開閉ができるスライドドア搭載の車種は、レールやワイヤー、さらに電動モーターなどを搭載するため、車体が重くなります。
車体が重いと、燃費が悪くなり、ガソリン代が増えてしまう可能性があります。
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修理の費用が高くなる
電動スライドドアは、万が一不具合が発生したり故障した場合は、修理費用が割高になる傾向にあります。
部品も車種によっては高くつくため、修理の際は高額になる可能性があることを把握しておきましょう。
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まとめ
本記事では、コンパクトカーのスライドドアのメリット・デメリットについて解説しました。
スライドドアは、便利な機能です。
特に電動式でハンズフリー機能を搭載していれば、両手が塞がっていても開閉できるためとても便利です。
自身のライフスタイルや使用用途に合った車を選択しましょう。