新型クラウンのボディタイプは?特徴や概要を解説!

2022年7月、トヨタは16代目となる新型クラウンを世界に発表しました。

伝統的なセダンタイプだけでなく、近年人気のものを含む4種類のボディタイプがあるのが特徴として挙げられます。

今回は、新型クラウンのボディタイプについて詳しく解説します。

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新型クラウンの特徴・概要

従来の伝統的なデザインを受け継いだ「セダン」だけでなく「スポーツ」「エステート」さらに、人気のSUVデザインとセダンを融合させた新しいスタイルの「クロスオーバー」の4種類があります。

これまでクラウンはセダンの代表格として人気がありましたが、今回は新しいボディタイプが販売されるということで注目を集めています。

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新型クラウンをボディタイプ別に解説

新型クラウンのボディタイプ別の特徴を以下で詳しくご紹介します。
特徴を押さえておくことで、自身に適したボディタイプがどれかが判断できるでしょう。

クロスオーバー(2022年9月1日発売)

セダンとSUVを融合させた新しいボディスタイルが、クロスオーバーです。
クーペスタイルとリフトアップスタイルを組み合わせることで、流麗さとダイナミックさを両立させている点が特徴として挙げられます。

またタイヤに関しては、セダンの常識とは異なる大径タイプを採用している点も特徴の一つです。
セダンでもSUVでもないような、力強いスタイルを実現しています。

クロスオーバーに関しては、9月に一部モデルが販売開始されています。

関連記事:新型クラウン クロスオーバーの燃費はどのくらい?概要や特徴も解説!

スポーツ(2023年10月6日発売)

運転しやすいパッケージの「スポーツ」は、その名の通りスポーティーな走りを楽しめるタイプです。
SUVを意識したアグレッシブなデザインも魅力といえます。
車好きの間では、イタリアのスーパーカーであるランボルギーニの「ウルス」に似ていると話題です。

低重心で踏ん張りのあるワイドスタンスは、走行の質の高さを感じさせてくれるでしょう。
一方で、全高が低く外が見にくいと感じる可能性がある点がデメリットです。

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セダン(2023年11月13日発売)

従来のクラウンの形を受け継いでいるのが「セダン」です。
セダンとは、3ボックス4ドアの車種のことです。

エンジンルームと車室、荷物を収納するトランクルームの3つの部屋のことを3ボックスといいます。
4ドアはその名の通り、人が乗り降りするドアが4つあることを指している言葉です。

近年ではSUVが人気を集めていますが、以前はセダンがファミリーカーの定番でした。
現在でも多くの車好きから支持されている点が特徴として挙げられます。

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エステート(2023年4月12日情報解禁)

日本ではなじみが薄いエステートですが、欧州では根強い人気を誇るボディタイプです。
エステートとは、イギリス英語で「ステーションワゴン」という意味を持つ言葉です。

BMWやアウディなど、海外の有名メーカーはいずれもエステートのようなワゴンタイプの車を販売しています。
欧州では人気になることが予想されていますが、日本でも新型クラウン販売を機に、人気になる可能性があるでしょう。

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新型クラウンのサイズはどの程度?

クラウン クロスオーバー

ボディタイプクロスオーバー
全長×全幅×全高(mm)4,930mm×1,840mm×1,540mm
車両重量(kg)1,750~1,790
※スペックは「2.5L ハイブリッド車」の数値です。
※参考元:クラウン|諸元表

クラウン スポーツ

ボディタイプスポーツ
全長×全幅×全高(mm)4,720mm × 1,880mm × 1,565mm
車両重量(kg)1,810
※スペックは「2.5L ハイブリッド車」の数値です。
※参考元:クラウン|諸元表

クラウン セダン

ボディタイプセダン
全長×全幅×全高(mm)5,030mm × 1,890mm × 1,475mm
車両重量(kg)2,020
※スペックは「2.5L ハイブリッド車」の数値です。
※参考元:クラウン|諸元表

エステートタイプのサイズに関しては、開発目標値が発表されています。その数値は以下の通りです。

クラウン エステート

全長×全幅×全高:4,930mm × 1,880mm × 1,620mm

タイプ別に見るおすすめの利用状況とは

新型クラウンのタイプの概要は理解できたが、どれが自身に合うのかがよく分からないという人もいるでしょう。
自身の生活スタイルに合っていないタイプを選んでしまうのは、避けたいところです。

ここからは、新型クラウンの4つのタイプは、それぞれどういった人におすすめなのかについて解説します。

クラウン クロスオーバー

クロスオーバーは、21インチ大径タイヤを採用することで従来のセダンより全高が上がっている点が特徴です。
全高が上がったことで、乗り降りがしやすいだけでなく視界の確保にもつなげています。
車内空間が広いタイプのクラウンに乗りたいという人に、おすすめできるタイプです。

クラウン スポーツ

海外メーカーのようなデザインでまとめられている点が評価されているスポーツタイプは、街乗りなどのオンロードやアウトドアでのオフロードなど、両方で楽しみたい人におすすめです。

どのような道でもスムーズに走行できる点が魅力の一つです。
でこぼこ道でも安定したハンドル操作と走行を実現してくれます。使い勝手がよいタイプのクラウンといえるでしょう。

クラウン セダン

「セダンといえばクラウン」と呼ばれるほど、セダンタイプが浸透しているのがクラウンです。

そのため、新型クラウンでもセダンタイプは根強い人気を獲得するでしょう。
セダンタイプは、クラウンならではの高級感や乗り心地の快適さを求める人におすすめのタイプといえます。

クラウン エステート

日本では、1990年代後半から2000年代前半にかけて、ワゴンブームが巻き起こりました。
しかし、その人気は2010年代に入ってから、SUVやクロスオーバーの人気に押され下火になっていました。

2024年内に発売が予定されているエステートは、クロスオーバータイプの兄弟的な位置づけです。

「大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なSUV風ワゴン」とされています。
SUVには乗りたいが、多くの人と似たような車に乗るのは避けたいという人におすすめのタイプです。

新型クラウンの4車種を徹底比較

新型クラウンのタイプの4車種、結局どこを比較して選べば良いのかわからないという方に、メリットを徹底比較します。

クラウンクロスオーバー

16代目クラウンのうちの1つクロスオーバーは、駆動方式を後輪駆動から前輪駆動ベースの4WDとしたほか、

セダンでありながらもハッチバックのようなスタイルで個性的なヘッドライトを組み合わせた大胆なフロントデザインが特徴。

クラウンの室内は広さと快適性が特徴で、クルマ用としては大きな12.3インチのフル液晶メーターと同サイズのセンターディスプレイを組み合わせ、

視界がよくて運転がしやすいというメリットがあります。

関連記事:クラウン クロスオーバーは「新しい時代」へ。内装・外装・デザインを解説[MJ]

クラウンスポーツ

新型クラウンシリーズの第2弾モデルであり、全く新しいスポーツSUVとして人気があります。

グレードは11月に発売されたハイブリッドである「SPORT Z」と、12月に発売されたPHEVが搭載された「SPORT RS」があります。

エンジンは2.5Lハイブリッドエンジンが採用され、安定した力強い走りだけでなく静音性も優れています。

車体はクロスオーバーより大きいものの小回りがきくため運転しやすいのも特徴です。

関連記事:【2023年秋】新型クラウン スポーツのスペックを解説!

クラウンセダン

従来のモデルを継承しながら、ニューフォーマルという新たな価値観に挑戦したデザイン。

今回のフルモデルチェンジで大きく進化を遂げ、全長がかなり長く、5,030mmとなっています。

大型モデルのクラウンエステートの4,930mmと比較しても大きいことがわかります。

走行中にCO2を排出しない燃料電池車(FCEV)と、ハイブリッド車(HEV)がリリースされました。

関連記事:【2024年】トヨタのセダン一覧!人気車種をおすすめランキングでご紹介!

クラウンエステート

新型クラウンの中でも、エステートはステーションワゴンのデザインにSUVを融合させたデザインで、人気のクロスオーバーやスポーツタイプとは一味違った魅力があります。

ステーションワゴンは、車体が2BOX使用で車高の低いワゴンのことをいい、従来のワゴンタイプの利便性に加えて、セダンの高い走行性能も兼ね備えていることが特徴です。

2023年度内にHEVモデルとPHEVモデルの発売が予定されておりましたが、発売は2024年延期となりました。

関連記事:【2024年発売】新型クラウン エステート(CROWN ESTATE)のスペックを解説!

まとめ

新型クラウンを待ち望んでいた人も多くいることでしょう。
またセダンタイプには興味ないくても、その他のタイプのクラウンであれば購入したいという人もいるかと思います。

自身の生活スタイルや使用目的などを考慮した上で選ぶことが大切です。
自身に合ったタイプのクラウンを選ぶことで、快適にかつ楽しく運転できるでしょう。

また燃費や走行性能などの機能面にも注目することをおすすめします。
燃費のよいタイプを選べば、ガソリン給油にかかる費用だけでなく給油する手間を省くことも可能です。

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