乗り心地の良い軽自動車はどれ?ランキングTOP10を紹介
車選びにおいて、乗り心地は誰もが気になるポイントではないでしょうか。
乗り心地が悪い車に乗っていると短距離ドライブであっても、ドライバー、同乗者ともにストレスを感じてしまいます。
価格や税金の安さが魅力の軽自動車は、普通車よりも乗り心地が悪いというイメージをもっている人も多いでしょう。
しかし、現在の軽自動車は購入しやすい低価格な車種だけでなく、走行性能や乗り心地を追求した高級志向の車種まで幅広く展開されています。
この記事では、乗り心地が良い軽自動車をランキング形式で10台ご紹介します。
軽自動車であっても乗り心地を妥協したくない人は参考にしてください。
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INDEX
軽自動車の乗り心地の良さはどこで決まる?
乗り心地の良い車は、ドライバーも同乗者もストレスを感じることなく、快適にドライブを楽しめる車です。
では、軽自動車の乗り心地はどこで決まるのか、ポイントを3つご紹介します。
振動や騒音の大きさ
軽自動車の乗り心地を左右する要素の1つが、走行時の振動や騒音の大きさです。
道路にはざらつきや凹凸があるため、地面と接するタイヤを通して車内に振動や騒音が伝わってきます。
振動が大きい車に乗っていると体が疲れやすく、騒音が大きいとリラックスできず、車内での会話も楽しめません。
振動はタイヤや、タイヤとボディをつなぐサスペンションという部品の性能によって、車内へ伝わる大きさが変わります。
また、騒音は遮音材や吸音材などの量や配置によって変わります。
乗り心地の良い車を選びたいときには、振動や騒音の大きさにも注目しましょう。
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車内空間の広さ
軽自動車はボディサイズがコンパクトなため、大人が4人ほど乗ると車内が狭く感じる場合があります。
しかし現在では、座席の足元や天井にゆとりをもった広々とした車内空間の軽自動車も多く販売されています。
家族や友人と乗る予定がある人は、車内空間の広さにも着目することで乗り心地のよさを感じられるでしょう。
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走行性能
乗り心地の良い車とは、ストレスなく運転できる車ともいえます。
スムーズに加速し、ハンドル操作にも迅速に反応して走行する車は、乗り心地のよさを感じられるでしょう。
カーブでもぶれずに安定した走行ができる車であれば、ドライバーだけでなく同乗者も快適にドライブを楽しめます。
乗り心地の良い軽自動車ランキング10選
振動や騒音が小さい車や、広々とした車内空間を確保した車など、乗り心地の良いおすすめの軽自動車10台をランキング形式でご紹介します。
1位:ホンダ N-ONE
乗り心地の良い軽自動車で堂々の1位に輝いたのは、ホンダのN-ONE。N-ONEは、フロントとリアの両方にスタビライザーが搭載されており、カーブを曲がるときにも安定した姿勢を保ちやすい車です。
防音材の効果的な配置をはじめ、上位グレードでは遮音機能付フロントウィンドウガラスを採用することで、ロードノイズやエンジン音を低減し、静かな車内空間を作り出しています。
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2位:スズキ ハスラー
ハスラーは、スズキの新プラットフォームである「ハーテクト」の採用と、ボディの軽量化・高剛性化で、高いハンドリング性能と心地よい乗り心地を実現した車です。
さらに、振動や雨音、ロードノイズを低減する効果がある内装材を軽自動車で初採用しており、高い静粛性も発揮します。
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3位:ホンダ N-WGN
N-WGNは、ふっくらとした厚みのあるシートが体をやさしく包み込み、心地よい姿勢でドライブを楽しめる車です。
後部座席の足元もゆったりとしたスペースを確保しており、楽に座れます。
防音材や遮音材を適切に配置しているため、高速道路での風切音も抑えられ、静かな車内空間を実現しています。
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4位:日産 デイズ
デイズは、すべての席が広く、大人4人でもゆったりと過ごせる車内空間を実現した車です。
フロアは凹凸がなく、足が組めるほどのスペースが確保されています。
また、エンジン骨格の剛性を高めるとともに、エンジン周りやドア周りに防音材を配置することで、静かな車内空間を実現しており、会話を楽しめます。
5位:ホンダ N-BOX
N-BOXは、座席の足元にゆとりがあるだけでなく、室内高さが140cmあり、お子さまが立ったまま着替えられる広々とした車内空間が魅力の車です。
シートにはセダンと同等サイズのフレームを使用しており、しっかりとしたつくりで体をやさしく包み込みます。
静粛性も高いため、ゆったりとした広さと静かな車内空間でリラックスして過ごせるでしょう。
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6位:日産 ルークス
ルークスは、前後方向にも上下方向にもゆったりとした空間を確保し、リビングのようにくつろげる車内空間が特徴の車です。
ハンドルとシートに抗菌加工を施しており、車内空間を清潔に保てます。
また、長距離ドライブでも体が疲れにくいゼログラビティシートを運転席と助手席に採用しているのも魅力です。
7位:スズキ アルト
アルトは、スムーズな加速と低燃費な走りが魅力の車です。
軽量で高い剛性のプラットフォームを採用しており、段差での突き上げ感も抑えられています。
コンパクトな見た目ながら、後部座席の足元にもゆとりを確保しており、心地よさを感じられます。
収納スペースも豊富で使い勝手にこだわって設計されています。
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8位:ダイハツ ムーヴ
ムーヴは、軽量で高剛性なボディと、高い振動吸収性能を発揮するサスペンションを採用し、操縦安定性と快適な乗り心地を実現している車です。
手触りのよいシートを採用しており、上質な空間でくつろぎながらドライブを楽しめます。
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9位:日産 サクラ
サクラは、力強くてスムーズな走りが楽しめる軽自動車型のEV車です。
床下にバッテリーを配置することで低重心化を実現し、段差通過時の振動や衝撃を抑えています。
後部座席にはリクライニング機構が搭載されており、左右別々で好きな角度に調整できるため、後部座席の人も快適に過ごせます。
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10位:スズキ ワゴンR
ワゴンRは、軽量化と高い剛性を実現するプラットフォームや、軽量衝撃吸収ボディの採用により、スムーズで低燃費な走りを実現する車です。
アイドリングストップ中も冷房を一定時間キープするため、快適な車内空間を維持できます。
後部座席のドアに傘ホルダーがついているなど、収納が充実しているのもポイントです。
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軽自動車の乗り心地の進化について
軽自動車はこれまで、税金や価格の安さを重視する人が選ぶ傾向が強く、消極的な理由で選ぶ人が多くいました。
しかし、現在ではボディの軽量化や高剛性化などの技術の進化に伴い、手頃な価格ながら走行性能や乗り心地のよさも追求した軽自動車が多く登場しています。
なかには、コンパクトカーよりも乗り心地が良い軽自動車もあります。
ホンダが製造・販売しているN-BOXや、日産が製造・販売しているルークスのような軽スーパーハイトワゴンと呼ばれる高級志向の軽自動車も発売されています。
軽スーパーハイトワゴンは、前後方向にも上下方向にもゆとりのある車内空間を確保しており、ゆったりとくつろげるのが特徴です。
さらに、後部にスライドドアを搭載しており、乗り降りもしやすいため、ファミリーカーにも適しています。
技術の進化により、以前よりも快適さを追求した軽自動車は、長距離ドライブでも疲れにくく、遠方へのドライブでも活躍するでしょう。
まとめ
軽自動車は普通車よりも安価であるため、乗り心地も劣るというイメージがありました。
しかし、現在では技術の進化により、普通車に劣らない性能をもつ軽自動車も多く登場しています。
ボディの剛性や重量を改善することで走行安定性を発揮するようになり、遮音材を活用することで高い静粛性も実現できるようになりました。
今では、軽自動車は街乗りだけでなく高速道路を走行して遠方で出かけたり、キャンプ場へ行くときに使用したりと、幅広いシーンで活躍する車へと進化を遂げています。
軽自動車といっても、購入しやすい低価格なものから普通車に負けない性能を持った高級志向のものまで、さまざまな車種が販売されているため、乗り心地にも注目してお気に入りの1台を手に入れましょう。