燃費のいいミニバンランキングベスト6!「燃費悪い」とはもう言わせない
さまざまな車種の中でも人気のあるミニバンその大きさから大人数での移動に適しています。
しかし、大きな車体がゆえに、燃費が悪いと思っている方も多いようです。
本記事では、ミニバンの燃費は実際どうなのかや選び方のポイント、おすすめのミニバンについてご紹介しますのでぜひご参考になさってください。
大きい車が必要だけど燃費がちょっとという方の車選びの参考になれば幸いです。
関連記事:【おすすめ】人気のミニバンランキング!ミニバンがおすすめの理由も紹介
関連記事:ガソリン代がお得になるおすすめクレジットカード7選!選び方も解説!
INDEX
ミニバンとは?
「ミニバン」とは、ワンボックスタイプの3シート車を指します。
同じバンでも、荷物を多く積めるだけのスペースを持っている商用車とは異なります。
どう見てもミニサイズではないのに「ミニバン」と呼ばれる理由は、アメリカのサイズ感を基準としているためです。
アメリカでは全長5m以上、全幅2m以上のフルサイズのボディを持つバンが一般的で、それと比べてコンパクトなサイズのものを「ミニバン」として販売しています。
この名称がそのまま日本に持ち込まれ、日本において比較的大きいサイズの車でもミニバンと呼ばれているのです。
関連記事:スライドドアとは?メリットやおすすめのミニバンもご紹介
燃費の良い人気のミニバンランキングベスト6
燃費が良く、人気が高いミニバンを紹介します。
1位|トヨタ ヴォクシー
カタログ燃費ではミニバンとは思えない23km/Lという数字を叩き出しています。
口コミサイトのe燃費によればそこまで出ないという意見もありますが、2022年のフルモデルチェンジから日が経っておらず意見がそもそも少ないため、これから正しい数字に近づいていくかと思われます。
フルモデルチェンジでは、走行性能、安全性能が大幅にグレードアップされました。
関連記事:ヴォクシー(VOXY)の燃費はどれくらい?カタログ燃費や実燃費を比較して解説!
メーカー | トヨタ |
車名 | ヴォクシー |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5ドア |
乗車定員 | 7名 |
全長×全幅×全高 (mm) | 4,695×1,730×1,895 |
車両重量 (kg) | 1,670 |
総排気量 (cc) | 1,797 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
カタログ燃費 (WLTCモード) | 23.0km/L |
実燃費 (参照:e燃費) | 15.86km/L(ハイブリッド FF) |
燃料タンク | 52L |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
カラー | ・ホワイトパールクリスタルシャイン ・メタルストリームメタリック ・マッシブグレー ・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン ・アティチュードブラックマイカ ・グリッターブラックガラスフレーク |
2位|トヨタ ノア
2014年1月に登場した3代目ノアは、2Lガソリンエンジンと、1.8Lエンジン+モーターのハイブリッドシステムというラインナップです。
関連記事:新型ノアの燃費を調査!フルモデルチェンジによるノアの新たな魅力も紹介
メーカー | トヨタ |
車名 | ノア |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5ドア |
乗車定員 | 7名〜8名 |
全長×全幅×全高 (mm) | 4,695×1,730×1,895 |
車両重量 (kg) | 1,670 |
総排気量 (cc) | 1,797 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
カタログ燃費 (WLTCモード) | 23.0km/L |
実燃費 (参照:e燃費) | 19.65km/L |
燃料タンク | 52L |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
カラー | ・ホワイトパールクリスタルシャイン ・1メタルストリームメタリック ・アティチュードブラックマイカ ・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン ・1グリッターブラックガラスフレーク ・1レッドマイカメタリック ・スティールブロンドメタリック |
3位|ホンダ フリード
ホンダのフリードは、SUV+ミニバンを融合したオリジナリティが人気のミニバンです。
4WD車にも、燃費性能に優れたハイブリッドタイプがあります。
関連記事:ホンダ フリードの燃費は?トヨタの新型シエンタと比較!
メーカー | ホンダ |
車名 | フリード |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5ドア |
乗車定員 | 7名 |
全長×全幅×全高 (mm) | 4,265×1,695×1,710 |
車両重量 (kg) | 1,430 |
総排気量 (cc) | 1,496 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
カタログ燃費 (WLTCモード) | 20.9km/L |
実燃費 (参照:e燃費) | 19.18km/L(ハイブリッド FF) |
燃料タンク | 36L |
駆動方式 | FF/4WD |
トランスミッション | 電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-F) |
カラー | ・プレミアムクリスタルブルー ・シルバーミストグリーン ・プラチナホワイト ・スーパープラチナグレー ・クリスタルブラック ・プレミアムクリスタルレッド ・フィヨルドミスト ・トワイライトミストブラック |
4位|日産 セレナ
日産「セレナ」も人気があるミニバンです。
燃費にもデザインにもこだわりたい方におすすめです。
2023年には新型が発売される予定です。
関連記事:新型セレナの前におさらい!現行モデルの燃費を調査!
メーカー | 日産 |
車名 | セレナ |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5ドア |
乗車定員 | 8名 |
全長×全幅×全高 (mm) | 4,690×1,695×1,870 |
車両重量 (kg) | 1,670 |
総排気量 (cc) | 1,997 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
カタログ燃費 (WLTCモード) | 13.4km/L |
実燃費 (参照:e燃費) | 8.02km/L |
燃料タンク | 54L |
駆動方式 | FF/4WD |
トランスミッション | エクストロニックCVT(無段変速) |
カラー | ・インペリアルアンバー ・ブリリアントホワイトパール ・ダイヤモンドブラック ・ブリリアントシルバー ・ブルームーンホワイトパール ・シャイニングブルー ・プレミアムディープコーラル ・ロゼブロンズ ・ソリッドホワイト |
5位|ホンダ オデッセイ
アダムスファミリーのCMで「ミニバン」という車種そのものを一般的なものにしたオデッセイも、2022年に販売終了してしまいました。
新車こそないものの、燃費性能は悪くなく中古車での購入が期待できます。
また、中国やアメリカで「オデッセイ エリート」という4人乗りの高級版が発売されることが発表され、日本での発売を熱望する声も大きいです。
メーカー | ホンダ |
車名 | オデッセイ e:HEV ABSOLUTE |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5ドア |
乗車定員 | 7名 |
全長×全幅×全高 (mm) | 4,860×1,820×1,695 |
車両重量 (kg) | 1,920 |
総排気量 (cc) | 1,993 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
カタログ燃費 (WLTCモード) | 19.9km/L |
実燃費 (参照:e燃費) | 17.00km/L |
燃料タンク | 55L |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
カラー | ・プラチナホワイト・パール ・スタープラチナ・メタリック ・プレミアムスパークルブラック・パール ・プレミアムヴィーナスブラック・パール ・オブシダンブルー・パール |
6位|ホンダ ステップワゴン
ステップワゴンも歴史ある車で、オデッセイと同様、ミニバン創世記から活躍しています。
運転のしやすさ、車内の快適さ、走行性能、安全性能と、長い年月をかけて進化し、今のスペックの実現を可能としまいした。
関連記事:ステップワゴンの初代から現在までの歴代モデルの魅力や特徴を解説!将来はソニー・ホンダモビリティも?
メーカー | ホンダ |
車名 | ステップワゴン e:HEV AIR |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5ドア |
乗車定員 | 7名 |
全長×全幅×全高 (mm) | 4,800×1,750×1,840 |
車両重量 (kg) | 1,810 |
総排気量 (cc) | 1,993 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
カタログ燃費 (WLTCモード) | 20.0km/L |
実燃費 (参照:e燃費) | 16.41km/L |
燃料タンク | 52L |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
カラー | ・フィヨルドミスト・パール ・プラチナホワイト・パール ・スーパープラチナグレー・メタリック ・クリスタルブラック・パール ・シーグラスブルー・パール |
燃費の良いミニバン選びのポイント
数あるミニバンの中から燃費の良いものを選択するためには下記の3項目に注目してみましょう。
- カタログの燃費モード
- エンジンの種類
- 駆動方式
それぞれの詳細を解説します。
関連記事:ミニバンの価格はどのくらい?ボディ別の特徴、人気の車を解説!
カタログの燃費モードをチェック
まずは、カタログの燃費性能をチェックしましょう。
燃費性能には「JC08モード」と「WLTCモード」の2種類があります。
関連記事:ミニバンはどうやって選べばいいの?選び方のポイントを解説!
JC08モード
JC08モードは、燃料1Lで何km走行できるか、市街地や郊外において、速度を変えて走行することを想定した測定法です。日本独自の基準です。
2017年にWLTCモードに切り替わりましたが、中古車ではJC08モードで記載されている車もあるでしょう。
関連記事:WLTCモードの燃費と実燃費の差はどれくらい?実例から違いを解説
WLTCモード
2017年に導入されたWLTCモードは、市街地・郊外・高速道路それぞれの走行モードで構成され、各数値と平均値がわかる国際的な燃費基準です。
WLTCモードは、実際の走行に近い環境で測定されており、自分の乗り方に合った車選びができる点が特徴です。
もしディーラーなどを利用する場合は担当者と相談し、自分の普段の走り方とミニバンの燃費性能を照らし合わせて比較検討してみましょう。
関連記事:【2023年決定版】燃費の良い軽自動車ランキングTOP10を紹介!
エンジンの種類は3種類
燃費はボディサイズや重量だけではなく、エンジンと駆動方式によっても異なります。それぞれのエンジンの概要をかんたんに説明します。
ハイブリッド
ハイブリッドエンジンは、エンジンと電気モーターの2つを組み合わせたもので、車両価格は比較的高めに設定されています。
走行状況によりエンジンと電気モーターを使い分けることができ、ガソリンの消費が少ないため年間を通して燃料費の節約が期待できます。
関連記事:PHV車とは?メリットやデメリット、PHV車がおすすめの人についてご紹介
ディーゼル
ディーゼルエンジンは、軽油を原料とするため、他のエンジンより燃料費が抑えられます。
さらに、燃費性能が高く、ガソリンより力強い走りが体感できます。
ガソリン
ガソリンエンジンは、最も一般的なエンジンです。
軽量化されて製造コストが安いため、車両価格も安く設定されていることが多いです。
関連記事:車のランニングコスト(維持費)はいくら?費用相場やコストを抑える方法を紹介
駆動方式について
燃費のいいミニバンは、エンジンの他にも2種類の駆動方式(二輪駆動(2WD)と四輪駆動(4WD))が関係しています。
二輪駆動(2WD)
二輪駆動(2WD)は、前輪もしくは後輪が駆動する方式です。
部品が少なく、製造コストが抑えられる利点があります。
その一方、最小回転半径が大きくなる傾向にあり、プロペラシャフトを通し駆動させるため車内が狭くなってしまう点がデメリットです。
関連記事:FF車やFR車はどうやって選べばよい?それぞれの特徴や選び方を紹介
四輪駆動(4WD)
四輪駆動(4WD)はエンジンの搭載場所に関わらず、4本のタイヤに動力を分配して稼働する方式です。
高速道路や悪路走行時の安定性が高く、ミニバンにも多く採用されています。
関連記事:2WDと4WDで迷ったらどちらを選べばよい?それぞれのメリット・デメリットを解説
利用目的やライフスタイルも考慮してミニバンを選ぼう
ミニバンを選ぶ際は、今回紹介したポイントの他に自身の使用用途やライフスタイルに合った車種を選ぶことが重要です。
また、毎月の支払い予算からオーバーする車を購入してしまうと、家計が圧迫され生活が苦しくなる可能性もあります。
まずは、欲しい車種をいくつか絞り、年間のランニングコストなどを考慮しながら候補を絞っていきましょう。
関連記事:車の購入費用の目安とは?維持費や内訳、節約のコツも解説
関連記事:年収別!車購入に予算相場とは?おすすめの車種や年間維持費も解説
まとめ
本記事では、ミニバンのサイズや燃費について解説しました。
維持費用をできるだけ安く抑えるためにも、燃費性能(特に実燃費)を把握することはとても大切です。
しかし、燃費が良い車(ハイブリッド車など)は車体価格も高い傾向にあります。
ミニバン購入時は、支払金額や年間ランニングコストを含めた費用総額を算出し、自分自身にあったミニバンを選びましょう。