車のボディタイプ一覧!特徴や選び方、おすすめを30種紹介!
世の中には、「SUV」「セダン」「ワゴン」「クーペ」「ハッチバック」「ミニバン」など、さまざまなボディタイプの車がありますが、その違いや基準などは、実はあまり知られていません。
「実用的で自分にあった車を選びたいけど、どれがいいのかわからない」といった方もいらっしゃるでしょう。
今回は、車のボディタイプの特徴や選び方、代表的なおすすめの車を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでご参考になさってください。
車を手に入れてから不便さを感じないようになりましょう。
関連記事:【2023年】中古車のおすすめを車種ごとに14台紹介!選び方や注意点も解説
INDEX
実は車のボディタイプって3種類しかないって本当?
実は車のボディタイプは3種類しかないという事を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
なぜそのようなことが言われるかというと、車検証に記載されている「車体の形状」の項目に関しては、「箱型」「幌型」「ステーションワゴン」の3種類しかないためです。
そういった意味では正解かもしれませんが、あまり重視するような項目ではありません。
現実的に役に立つかと言われても微妙なラインです。
ちなみに「箱型」「幌型」「ステーションワゴン」には以下のような特徴があります。
- 箱型:セダンやクーペ、コンパクトカーなど比較的小型な車
- 幌型:オープンカーのこと
- ステーションワゴン:SUV、ミニバンなど比較的大きい車
あまりはっきりしないと思われるかもしれませんが、実は「車体の形状」は、メーカーの自己申告で決定されているため曖昧なのです。
オープンカーでも屋根(ルーフ)が完全に開くかどうかや、メタルトップなのかソフトトップなのかでまたあやふやな場合があります。
箱型とステーションワゴンになるともっと曖昧ですが、小型車は箱型、大型車はステーションワゴンと呼ばれる傾向にあります。
境目の目安としては排気量1,500cc〜2,000ccあたりになりますが、絶対的な基準があるわけではありません。
関連記事:オープンカーの特徴や魅力とは?おすすめのオープンカーを紹介!
保険会社による区分だと8種類
自動車保険での車の区分では8種類あります。
いわゆる「自家用8車種」と呼ばれるもので以下の区分に別れます。
- 自家用普通乗用車:総排気量2,000cc超、3ナンバーと呼ばれるような大型車
- 自家用小型乗用車:総排気量2,000cc以下の小型車
- 自家用軽四輪乗用車:軽自動車(総排気量660cc以下)
- 自家用小型貨物車:貨物用の車
- 自家用軽四輪貨物車:貨物用の軽自動車
- 自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)
- 自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン超2トン以下)
- 特種用途自動車(キャンピング車)
保険料などには関係しますが、今回の分類とはやや趣旨は違います。
実際によく使われるボディタイプの名称一覧
では、実際によく使われるボディタイプの一覧の特徴と代表的な車を紹介します。
軽自動車
軽自動車は、道路運送車両法に従い、しっかりとした定義がなされています。
- 全長:3,400mm以下
- 全幅:1,480mm以下
- 全高:2,000mm以下
- 排気量:660mm以下
上記の規格を満たしている車を軽自動車と呼びます。
関連記事:軽自動車とは?購入するメリットやデメリットなどをご紹介
軽自動車がおすすめの方
小型であり、小回りがきくことから運転初心者や運転に自信がない方におすすめです。交通量の多い地域での走行にも適しています。
また、維持費や税金を抑えたい方にもおすすめです。
しかし、乗車定員が4人までなので、5人以上で乗る機会が多い方は避けた方が良いでしょう。
関連記事:【2023年】人気の軽自動車ベスト20をおすすめランキングで紹介!選ぶポイントも解説!
おすすめの軽自動車
数ある軽自動車の中でもおすすめ車種をご紹介します。
関連記事:軽自動車の選び方を知りたい!購入時のポイントを解説!
ホンダ N-BOX
8年連続で軽自動車の販売台数1位を獲得している、トップ・オブ・軽自動車です。
N-BOXは、ホンダが販売している軽自動車のなかでも居住空間の広さが特徴的なハイトワゴンです。
2023年のフルモデルチェンジ後も、全高が高いことから着座位置も高く、見通しのよさもミニバンレベルとまで言われるほどのため、ゆとりを持った運転ができます。
またボディの感覚も掴みやすく、駐車する際も安心して行えるでしょう。
関連記事:新型N-BOXの内装を紹介!インテリアデザインや収納に注目!
スズキ スペーシア
スズキのスペーシアも2023年11月にフルモデルチェンジを果たしました。
見た目の形状からもわかるように上記のN-BOXと非常に似ています。
2017年に2代目にフルモデルチェンジし、2023年に3代目にフルモデルチェンジしたことや、別グレードとして「N-BOXカスタム」「スペーシアカスタム」があることなど、似ていることが多くライバルとされています。
今回両者とも大きな変更はなかったものの、スペーシアに関しては燃費性能が上がっている点が最も差別化できているポイントです。
関連記事:スペーシア カスタムの燃費を新旧比較!新型N-BOXカスタムやムーヴカスタムとの差はどうなる?
ダイハツ ムーヴキャンバス
ダイハツのムーヴキャンバスは「かわいい」を極めた車です。
こう言うと、若い方や女性向けかと思われそうですが、落ち着いたカラーもあり性別や年代に関係なくおすすめできる車です。
運転席周りの収納性能が優れていて、信号待ち中に後部座席にある飲み物を取るために身体を強引にひねって荷物を取るようなシチュエーションを防ぐことができます。
関連記事:ムーヴキャンバスはおじさんでも似合う?ムーヴキャンバスの特徴を紹介!
スズキ アルト
究極のコスパと車体の小ささを誇っている車です。
どんな道路の状態でも決して他の車の走行を邪魔することなく快適な走行ができます。
燃費性能、本体車両価格も非常に優秀で、グレードによっては100万円を切るなど、最高に経済的な車と言えるでしょう。
安価で実用的な車といえばアルトです。
関連記事:アルトが安い理由や魅力について紹介!
コンパクトカー
コンパクトカーは軽自動車とは違い、法律などでしっかりとした定義がなされているわけではありません。
普通車に分類されるため、軽自動車の規格よりは大きく、その中では小型の車を指すことが多いです。
関連記事:コンパクトカーとは?特徴やメリット、デメリットを解説!
コンパクトカーがおすすめの人
コンパクトカーがおすすめな人は、軽自動車に乗りたいけど5人で乗る機会が多い方です。
小型で小回りが効き、都市部での走行に適している車ですが、軽自動車との決定的な違いは、5人で乗ることができる点です。
小型とはいえ、軽自動車が車内空間が広くなってきているのと同じように、コンパクトカーも最近の車は狭さを感じさせない工夫がなされています。
関連記事:【2023年】コンパクトカーおすすめ人気ランキング!乗り心地の良い車種の選び方も解説
おすすめのコンパクトカー
コンパクトカーも色々ありますが、その中でもおすすめの車をご紹介します。
トヨタ アクア
トヨタのアクアは、小型版プリウスなどとプリウスの劣化版のような扱いを受けあまり評価されていないのですが、実は燃費性能、車両価格、走行性、安全性能どれをとっても最高クラスの車です。
トヨタのラインアップがセダンやSUVなどに寄っていることも原因かもしれませんが、実力が実力通りに評価をされていない隠れた名車です。
マツダ MAZDA2
MAZDA2は、2023年にフルモデルチェンジでもなくマイナーチェンジでもない「大幅な仕様変更」を行ない、ボディのパーツごとに色を選べるようになった、合計して198パターンのカラーバリエーションを誇る車です。
「魂動デザイン」「ソウルレッドプレミアムメタリック」などでブランディングを行なってきましたが、多様化するニーズに応えるため、「198パターンのカラーをカスタマイズできる」という大幅な戦略変更を行なった車です。
もちろん従来のMAZDAユーザーのために、「魂動デザイン」も「ソウルレッドプレミアムメタリック」も残っています。
軽油を燃料とするディーゼルエンジンのモデルもあるため、カタログの燃費性能では計りにくいですが、維持費は掲載されている数字以上に抑えることができます。
関連記事:【198Style】MAZDA2(マツダ2)はなぜ豊富なカラーバリエーションを展開したのか
スズキ ソリオ
トールワゴンの形状を採用しているソリオもおすすめです。
トールワゴンとは、車内の空間を最大限に活かすために設計された形状で、軽自動車の車体の小ささをカバーするためによく見かけますが、それをコンパクトカーで実現したモデルです。
軽自動車も最近は室内空間は狭さを感じにくい風潮にありますが、軽自動車の規格を超えた車で室内空間の最大化を行なうことで、より一層広々と使えます。
荷室空間が大きく、積載量も多いため、荷物が多くても対応できる車です。
ハッチバック
ハッチバックとは、跳ね上げ式(または観音開き式)のバックドアのことです。
ハッチバック自体はドアのことなので、ボディタイプと言えるのかという問題はありますが、近年ハッチバックドアを採用している車が増えているため、一つのボディタイプのように扱われるようになりました。
主要諸元表という車の詳細が書かれた書類までみると「ハッチバック」の表記がなされているものもありますが、ホームページなどで簡単に確認できる範囲であれば、「ハッチバック」と明記されている車はホンダのシビックやマツダのMAZDA3ファストバックなどのごくわずかな車だけです。
関連記事:ハッチバックとはどんな車?特徴やメリット・デメリット、おすすめの人を解説!
ハッチバックがおすすめの人
日常で使いながらもスポーティな走りを求める方におすすめです。
もともとはスポーツカー的な要素が強く、それに2列シートを採用したという経緯がある車が多いためです。
モータースポーツ感を残しつつも、日常使いにもできるようになった車と言えるでしょう。
関連記事:【2023年】ハッチバックの人気車種をおすすめランキングで紹介!ミニバンとの違いも解説
おすすめのハッチバック
以上の点を踏まえて、おすすめの車をご紹介します。
ホンダ シビック
ホンダのシビックはまさに「スポーツカー的な要素が強い」車の筆頭格です。
乗り心地や操作感にこだわり、「安心とともにある走りの愉しさ・操る喜び」を提供するというコンセプトにふさわしい走行性能を誇っています。
ハンドル操作がしやすく、運転しているのが気持ち良くなるほど機敏に反応してくれる車です。
また、日本の狭い車道でも気を遣わずに運転できるサイズ感も魅力です。
中でも「シビック タイプR」はシビックのスポーツカー感を残したモデルです。
関連記事:シビックタイプR(2022年モデル)のこだわりポイント5つ紹介
マツダ MAZDA3 ファストバック
MAZDA3はセダンとファストバックの2種類を展開しています。
同じ名称なのでややこしく感じるかもしれませんが、ボディ後ろの形状がなだらかな傾斜を描いている車を「ファストバック」と呼びます。
走行性能の良さだけでなく、先述の「鼓動デザイン」を踏襲した、高級感のある内外装が魅力の車です。
関連記事:マツダ3の内装の魅力を紹介!グレードごとの違いや便利機能を解説
スズキ スイフト
スズキのスイフトは王道のハッチバックと言えるでしょう。
より一層スポーツカーに寄せた「スイフトスポーツ」というモデルもあることから、モータースポーツ感を残しながらも日常使いにも適応できるように進化したことが伺えるモデルです。
マイルドハイブリッドとマニュアルトランスミッションの両方のモデルが存在することからも、街乗りと走行性能のどちらかを選択できるように展開されています。
関連記事:洗練されたスイフトのインパネをご紹介!収納など内装の特徴とは?
セダン
セダンは、「3ボックスで4ドアの車」を指します。
3ボックスとは、エンジンルーム、ラゲッジルーム、キャビンルームが独立した形状のことです。
要は人が乗るところとエンジンとトランクが完全に分離されている車です。
4ドアとはドアが4つあることです。
ハッチバックなどは後ろのドアから乗車しようと思えばできるため5ドアと呼ばれますが、セダンはトランクが分離されており、トランクからの乗車はどう頑張っても不可能なため、4ドアとなります。
しかし、車のボディ形状の多様化から、「ハッチバックセダン」などの派生系も多く誕生しています。
関連記事:セダンの特徴や魅力とは?安いセダンについても紹介!
セダンがおすすめの人
セダンの特徴としては「完全に分離された乗車空間」が挙げられます。
エンジンルームともラゲッジルームとも分離されているため、静粛性が高く、落ち着いた空間で車に乗りたい方におすすめの車です。
また、その静粛性の高さから、偉い方を乗せるのにも適しています。
接待が多いポジションの方で社用車が出払っている場合など、実は何気に活躍します。
関連記事:【2023年】かっこいいセダンのおすすめ人気ランキング国産車種10選!
おすすめのセダン
境目が曖昧になりつつあるセダンですが、定義にとらわれすぎずにおすすめのセダンをご紹介します。
日産 スカイライン
日産のスカイラインは、伝統的なセダンの一つです。
静粛性もさることながら、高い走行性能も実現した良いとこどりのセダンです。
最もセダンとしての役割を果たしている車と言えるでしょう。
関連記事:【2023年】日産の高級車一覧!海外ブランド「インフィニティ」についても紹介!
トヨタ プリウス
プリウスは2022年にフルモデルチェンジを果たしました。
「ハッチバックじゃないの?」と言われそうですが、実はセダンに分類されています。
逆にいえば、ハッチバックであり、セダンであり、ハイブリッドカーのパイオニアでもあります。
何にでもなれる所がプリウスの最大の長所なのです。
2023年3月には、プラグインハイブリッド(充電できるプラグが搭載された車)が販売開始されるなど、EV枠も狙っているかもしれません。
関連記事:新型プリウスの色を一覧で紹介!カラーバリエーションは何色ある?
レクサス LEXUS LS
レクサスLSはレクサスブランドのセダンの中でも最上級モデルです。
LはラグジュアリーのL、SはセダンのSです。レクサスの分類のための豆知識でした。
レクサスブランドの象徴であるスピンドルグリルが目立つ外観、インテリアも実現可能な最上級の乗り心地を実現しています。
レクサスオーナーはレクサスオーナーサポートという特別な扱いを受けます。
関連記事:高級車こそボディカラーにこだわる!レクサス「LS」のカラーバリエーションや特徴について解説
クーペ
クーペは、セダンと同じように定義がされていましたが、あやふやになっている状態です。
元々のクーペの定義としては「3ボックスの2ドアの車」を指していました。
しかし、現実は4ドアの車が増えてきています。
結果として、「3ボックスの4ドア」というセダンの定義に当てはまっちゃったりもしています。
ニーズが多様化している以上、メーカーも四苦八苦しているのでしょう。
関連記事:クーペとは?他の車種との違いやメリット・デメリットを紹介
クーペがおすすめな人
はっきりと「走行性能重視」の方におすすめです。
大元が2ドアということもあり、まさに走りを追求した形がクーペなのです。
スポーツカーから大衆化したものをハッチバックと呼ぶのなら、スポーツカーの形状を残しているのがクーペです。
関連記事:トヨタのスポーツカー GR一覧!11車種全てのグレードと価格を紹介!
おすすめのクーペ
ハッチバックやセダンと合わさりそうなのであくまでクーペのおすすめをご紹介します。
トヨタ GR スープラ
スープラを外してクーペは語れないでしょう。
100周年記念モデルが2023年に販売されました。
リアルのモータースポーツの世界を飛び出して、映画「ワイルドスピード」でも主役としての活躍をしていたり、乃木坂46のMVに起用されたりと、幅広く活躍しています。
スープラと86はトヨタのクーペの代表格です。
関連記事:GR スープラ GT4 生産100台記念の特別仕様車「プラズマ オレンジ 100 エディション」発売
日産 GT-R
日産のGT-Rもスポーツカーの代名詞のようになっています。
日産のクーペといえばGT-Rかフェアレディです。
NISsan MOtorsports 略して「NISMO」が新たに投入されるなど、モータースポーツモデルたる地位を守っています。
関連記事:スポーツカーの魅力とは?かっこいいスポーツカーを紹介!
マツダ ロードスター
スープラ、GT-Rがややいかつめな車であるのに対し、マツダのロードスターは小さめな車体が魅力の車です。
オープンカーにできるなど、ベクトルは若干違うもののやはり「走り」を楽しみたい方におすすめなのがロードスターです。
ロードスターも「Brown Top」という特別仕様車が2022年に販売されるなど、メーカーからの愛を感じます。
関連記事:マツダ ロードスターの内装の魅力は?グレード別の特徴も解説
クロスカントリーSUV
SUVとは、「Sports Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)」の略で、「スポーツ用多目的車」と訳されます。
1990年頃のRV(レジャービークル)ブームの時に一気に広まり、最近なぜか人気が再沸騰してきました。
SUVの中でも、より走破性に優れたものを「クロスカントリー(クロカン)」、街乗りに対応しているものを「クロスオーバー」と言いますが、最近のブームではクロスオーバーが主流なようです。
関連記事:SUVとは?定義・種類・特徴やメリット・デメリット・SUV選びのポイントまで解説!
クロスカントリーSUVがおすすめな人
アウトドアが好きな方や降雪地帯にお住まいの方です。クロカンの最大の長所は悪路走破性だからです。
道なき道を突き進むのに適したボディタイプと言えるでしょう。
関連記事:クロカンSUVとはどんな車?魅力やおすすめ車を徹底解説
おすすめのクロスカントリーSUV
悪路走破性に重点を置いてご紹介します。
トヨタ ランドクルーザー
ランドクルーザーはテーマが「必ず生きて帰ってくる」という、まさにクロスカントリーの性能を示したものとなっています。
日本では想像し難いですが、現実問題として、世界には生きて帰って来れる保証のない地域があります。そのような地域でも活躍できるように開発されたのがランドクルーザーです。
クロスカントリーの直訳の通り、国境をこえて活躍しています。
また、月面探査用の車「ルナ・クルーザー」もランドクルーザーの意思を継いでいます。
関連記事:トヨタ新型ランドクルーザー“250”!プラドは?歴代モデルを振り返りながら紹介!
スバル フォレスター
フォレスターは、全グレードがAWD仕様で、最低地上高は余裕のある220mmが確保されているため、本格派の四駆性能を発揮しパワフルな走行ができます。
また、スバルのハイブリッドシステム「e-BOXER」を搭載したグレードが追加され、従来の燃費志向のハイブリッドとは異なり、走行志向のものとなっています。
ややクロスオーバーよりのデザインとなりましたが、走破性は健在です。
スズキ ジムニー
スズキのジムニーは、軽自動車ながらクロカンの走破性を実現したレアな車です。
現行車では唯一無二の存在となっています。
普通車バージョンのジムニーシエラを含め、5ドアのジムニーを待ち望む声が大きいもののなかなか実現していません。
もうそろそろ出ても良いのではと思っている方も多いでしょう。
クロスオーバーSUV
SUVの中でもクロスカントリーはまさに悪路走破性に長けていました。
しかし、昨今の謎のSUVブームの中でも、今の日本ではそこまでの悪路はないので、スタイリッシュなSUVを求める声が大きく、現れたのがクロスオーバーSUVです。
関連記事:クロスカントリーとクロスオーバーの違いは?それぞれの特徴や魅力を解説
クロスオーバーSUVがおすすめな人
クロスオーバーがおすすめな方は、とにかくかっこいい車に乗りたい方です。
スタイリッシュなボディやアウトドア思考の機能美により、かっこよさを通り越してまさに美しささえ感じさせる車種も数多く存在します。
関連記事:SUVのおすすめ人気ランキング!車種別おすすめポイントも解説!
おすすめのクロスオーバーSUV
スタイリッシュさメインですが、機能の充実性もある車種が多いのですが、その中でもおすすめをご紹介します。
トヨタ クラウン・クロスオーバー
かつてセダンの憧れだったクラウンもクロスオーバーとして2022年に再誕しました。
「いつかはクラウン」と呼ばれていた憧れの存在が時代に合わせてクロスオーバーとなって復活したのです。
さらに現在では、スポーツタイプ、セダンタイプが販売されています。
残る「エステート」も同じく期待されています。
関連記事:クラウン クロスオーバーは「新しい時代」へ。内装・外装・デザインを解説
マツダ CX-5
マツダのCX-5は、ニーズに合わせて2021年に大幅にモデルチェンジを行い、「Sports Appearance(スポーツ・アピアランス)」「Field Journey(フィールド・ジャーニー)」が追加されました。
元来あった「Exclusive Mode(エクスクルーシブ・モード)」とエントリーモデルの「Smart Edition(スマート・エディション)」と合わせた4モデルを主軸に展開しています。
どれが好きかは人それぞれですが、あまりの美しさに日向坂46の富田鈴花さんなど、著名人にも愛されています。
関連記事:CX-5をグレード別に比較!グレードの選び方についても解説!
日産 エクストレイル
クロスオーバーながら悪路走破性も担保した作りになっています。
本来持っていたタフさに上質なデザインも併せ持たせるために日産の技術を注ぎ込んだモデルとなりました。
力強さと美しさの両立に成功したのです。
関連記事:本来持っていたタフさに加え、上質さも兼ね備えたのはなぜ?日産エクストレイルのデザインを解説
ホンダ ヴェゼル
ホンダのヴェゼルは美の終着点ともいえる美しいデザインが魅力の車です。
カラーバリエーションが11色とSUVにしてはかなり多く、美しくエレガントに車に乗りたい方に一押しの車です。
e:HEVが搭載されているなど、ホンダの技術はもちろん反映されています。
関連記事:ホンダ ヴェゼルの全11色のボディカラーの特徴とメンテナンスのコツを紹介
ハリアー
ハリアーはトヨタを代表するラグジュアリークロスオーバーです。
SUVと聞くと本来は、ランドクルーザーのような4WDで荒れた土地を走行するような車を指していましたが、1990年ごろから、普段使いでの使用もされるようになり、元来のような強固なフォルムのものから街中にいてもおかしくないような形の車も出だしました。
1997年にデビューしたハリアーははっきりと「高級クロスオーバーSUVのパイオニア」と宣言されています。
四半世紀に渡りその地位を守り続けてきたのです。
関連記事:高級SUVの一つであるハリアーの上質な内装について詳しく紹介
ミニバン
アメリカのキャラバンが語源とされている車種です。
「ミニ」という言葉から小さい車を考えてしまいそうですが、むしろ大きい車種のことを言います。
アメリカから見たら「ミニ」と言われているだけです。
ミニバンがおすすめの人
ミニバンはとにかく大きいことが特徴なので、大人数で乗る方、旅行や遠征などで大量の荷物を運ぶ方におすすめです。
7人から8人で乗ることが想定されている車種が多いです。
関連記事:【2023年】ミニバン人気ランキング!おすすめ車種15選!選び方も解説
おすすめのミニバン
とにかく大きさが求められることを考慮して以下の車種をおすすめします。
トヨタ アルファード
ミニバンの中でも上質さ、気品が漂うアルファードはミニバンを検討する上で絶対に選択肢に入るでしょう。
本体車両価格がやや高いため躊躇ってしまうかもしれませんが、価格に見合うだけの性能、装備、快適性が保証されています。
2023年のフルモデルチェンジで尚更快適さが増しました。
関連記事:新型アルファード&ヴェルファイア発表|ワールドプレミアから見る両者の方向性
ホンダ ステップワゴン
ホンダのステップワゴンは居住性に重きを置いたモデルです。
2022年にe:HEVが搭載されるなど、歴史は長いですが進化し続けている車です。
ホンダの技術を体感したいならN-BOXかステップワゴンというのが個人的な意見です。
関連記事:ステップワゴンの初代から現在までの歴代モデルの魅力や特徴を解説!
トヨタ ヴォクシー
2022年に兄弟車のノアと共にフルモデルチェンジを行ない、E-Fourを搭載、全てのグレードで3ナンバーを採用するなど大幅なアップデートとなりました。
上記のアルファード、ヴェルファイアを「アルヴェル」と言うのと同じようにノアと一緒に「ノアヴォク」と呼ばれたりします。
関連記事:トヨタ ヴォクシーの内装をインテリアデザインスケッチから実物の写真まで画像で紹介!
日産 セレナ
セレナは2022年に「e-POWER」を身につけフルモデルチェンジを行ない再登場しました。
奇しくも2022年はセレナ e-POWER、ステップワゴン e:HEV、ヴォクシー E-Fourとミニバンの技術的なフルモデルチェンジが集結した年となりました。
この3車種の中でも一際注目を集めたのがセレナでした。
関連記事:セレナe-POWERの燃費はどの程度?燃費向上させるために意識すべきこともご紹介!
コンパクトミニバン
「コンパクト」「ミニ」という単語から、ものすごくちっちゃい要素が詰まった車に聞こえますが、「ミニバンほど大きくなくて良いんだけどなあ」というニーズにお応えしたモデルです。
関連記事:コンパクトミニバンとは?おすすめの新型コンパクトミニバンについて紹介!
コンパクトミニバンがおすすめの人
ミニバンが必要な人とよく似ていますが、乗車定員が6人から7人を想定されていることが多いです。
また、コンパクトさから、交通量の多い地域でもスマートに運転することができます。
「ミニバンサイズだと他の人の邪魔にならないかな」と思う必要もなくなります。
おすすめのコンパクトミニバン
おすすめというよりは、トヨタのシエンタとホンダのフリードの競争が激しすぎてこの2車種以外を紹介するとなんか怒られそうな気がします。
誰からかはわからないですけど。
トヨタ シエンタ
トヨタのシエンタは2022年のフルモデルチェンジにより、かわいさを取り入れました。
特徴的なフォルムは愛嬌があり、親しみやすいデザインとなりました。
車内性能の快適さが大幅にアップしています。
関連記事:トヨタ シエンタの内装は?インテリアや荷室を画像で紹介
ホンダ フリード
ホンダのフリードはシエンタとは逆に美しい外見をしています。
6人乗り、7人乗りのモデルがあり、まさにコンパクトミニバンの需要にマッチした車です。
シエンタのフルモデルチェンジにより、やや不利な状況にいますが、それでも切磋琢磨して競い合っています。
この2車種が競い合うことでユーザビリティの高いコンパクトミニバンが新たに誕生するかもしれません。
関連記事:コンパクトミニバンであるホンダ フリードの内装を紹介
まとめ
今回は、車のボディタイプを一覧で紹介しました。
色々あって迷うかもしれませんが、ご自身の使い方、価値観などにあった車に乗るのが最適です。
今回紹介した車も一例にすぎません。
ポチモでは新車だけでなく中古車も扱っていることから、さらに選択肢が広がります。
ぜひ見てみてはいかがでしょうか。